週末虫採り手帳 -24ページ目

週末虫採り手帳

とある社会人虫屋の生態の記録
クワガタ、オサムシ、その他ミーハー昆虫の採集記がメインです
最近は釣りにハマっているので、釣りもしながら各地でゆるく採集しています
爬虫類とかも飼ってます

3週間しか経っていないというのにまた沖縄へ来てしまった・・・。

今年は10/31~11/3がたまたま4連休だったのだ。
西表ヤエマルのお誘いも受けたが、ヤエマルはもう採ったし西表は難易度が高そうで腰が重い。しかしどこにも行かないのは勿体無いということでオキマル採集へ再び行く事に決めたのだ。
時期は遅いだろうが、オキマルも規制に関して怪しい噂が流れているのでなるべく行っておきたかった。

当初は一人旅を考えていたが、会社の同僚を冗談のつもりで誘ったら思いの他乗り気なメンバーが集まってしまった。
当然虫屋は一人も居ないが、旅行代理店で多人数で予約するとホテルやレンタカーも込みで格安で行そうだったので、"安く行きたいのでツアーは一緒で向こうで別行動させて下さい"と懇願し3泊4日のオキマル旅は始まった。

初日、格安ツアーの為時間帯も選べず、初日は那覇に着いたのが20時頃。
この日はおとなしく那覇で同僚と酒盛りをして過ごした。

そして翌日、昼間は那覇の観光地を巡り、夕方名護方面へ。
ホテルへチェックインし、メンバーに別れを告げ、買出しをして58号を北上していく・・・。

戻ってきたぜやんばる・・・。
段々と暗くなっていく58号線を走っているとテンションが上がってくる・・・はずなのだが、前回と同じく予報では晴れだったのに降り出す雨、本当にツイていない。

しかし前回とは違い局所的に降ったり止んだりだりの様子。
さて11月頭にオキマルは歩いているのだろうか・・・。
居ない事は無さそうだが、ピークに行っても滅多に採れないオキマルなだけに果たしてどうなるか。

この日の気温は先月に来た時よりもむしろ暖かく感じる程であったが・・・。

夜明けを迎えてしまった。仮眠1時間ほどでひたすら流し続けたが、初日はボーズ。
ホテルへ戻り、観光へ出かけるメンバーと入れ替えでベッドに倒れ爆睡。
昼過ぎに目を覚まして、前回狙ったものの空振りしたマメクワガタを採るべく本部の方へ向かった。

マメクワガタはソウシジュの材に居るとの事だったので、それらしき樹が生えている場所に車を止めては良さそうな枯れ枝が付近に落ちているか探していく。
ソウシジュは街路樹として植えられている様で、林道にも入って探してみたが殆ど生えておらず、生えているのは道路沿いばかりだった。軽装でもやれる採集とは嬉しい。

30分ほど探し回りようやく良さそうな朽ち具合の材を発見、樹皮を捲ると一発でマメクワガタが姿を現した。
コロニーを当てると相当な数が採れるらしいが、当たり材は見つけられず単発で10頭程得てこのポイントは終わりとなった。それでも標本にするには十分な数なので撤退。

そして夕方まで再び眠り、やんばるへ。
国頭のファミマでレッドブルとおやつとさんぴん茶を購入し、最後のオキマルに臨む。

・・・しかし採れない、居る気がしない。今回はなぜか爬虫類なども殆ど出てこないのでつまらない。


おまけにこんな時期じゃ同業者も居ないし、時たま休憩がてら喋る仲間も居ないので寂しい、かなり寂しい。

時刻は10時半、まだまだ夜は長いがもう心は折れる寸前。


"皆が寝ちゃったらホテルに入れないから帰るとしたら残りあと1時間くらい・・・それか皆が起きる朝までやるかの二択・・・どうしよう・・・"


"元々ダメ元で来てる旅だし、この前1匹採れたし諦めてもいいかな・・・"


一旦ダムの駐車場に車を止めて一休み、弱気な考えが頭を巡ると疲れがどっと出てしまう。
そのまま熟睡してしまったようで、気付いたら時計は3時を指していた。
こうなったらもうやるしかない。最後の気力を振り絞り流す。

しかし無常にも時は流れ、また夜が明けた。

最後の望みをかけて側溝を見て回った。
が、とうとう今回はやんばるの神様は微笑んでくれなかった。

"採れない可能性の方が高い、ましてや時期外れ"
散々行く前から自分に言い聞かせていたのでショックは薄いが、それでもやはり寂しい。
まだ見ぬ大歯とメスを得る為、オキマル修行の旅は続きそうだ。

遂に手を出してしまった・・・オキナワマルバネクワガタ採集。
決して個体数が多いとは言えないオキナワマルバネ、それが発生木を離れて徘徊し、たまたま道路に出てくる瞬間に奇跡的に出会う為にひたすら車を運転し続けるお馴染みの採集法。
正直こんな運が全ての採集に高い旅費を払うのは・・・と常々思っていたのだが、近年の採集規制ラッシュに不安を感じ、やらない後悔よりやる後悔という事で行く事を決意した。

2晩しかないというのに初日は生憎の雨。夜は上がる予報だったのにむしろ強くなるばかりで、路面も見辛く何より寒く、2時頃までやってこれはダメだと撤退してしまった。

沖縄の夜の林道は爬虫類や両生類も出てくるので、一応マルバネが採れなくても楽しめる。
アカマタとヒメハブがとても多かった。

翌日昼間は美ら海水族館や旨い飯屋を巡る。
オキマル採集だけだと採れなかった時に悲しいのでほどほどに観光も盛り込んだ。

そしてまた日が暮れた。この日は雨も上がりコンディション的には悪くない感じ。
夜明けまで帰らないつもりでひたすら林道を流す。

しかし"一晩で一頭採れれば良い方"と分かってはいるオキマル採集だが、この採れなさで夕暮れから夜明けまでは非常に辛い。
他の採集と違ってただ車を運転して地面を眺めるだけなので、腰と目にデスクワーク的な疲れがかなり貯まる。せっかくの休日だというのに仕事気分の様で良い気持ちにはならない・・・。
 

疲れたら時々外に出て歩きながら側溝などを見て周り気分転換。

バラバラになったオキマルパーツを発見。
あまりの採れなさに死骸を見つけただけでも嬉しくなってくる。
 

その後も流し続け時は深夜1時半。もはやちゃんと路面を見てるかも分からない状況でその時は来た。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

本当に突然、林道のど真ん中に姿を現した!
まるで気配が感じられず、ダムに戻って寝ようかと考えていた道中での出来事だった。
嬉しすぎる・・・。

ヤラセ写真だが、遠目で撮った図。
採れる前は葉っぱや小石など何度も勘違いしては車を止めていたが、実際に採ってみると明らかにそれらとは違う事が分かる。しかも動いているので絶対に分かる。

やんばるの神様ありがとう!

この後少し仮眠を取り、朝まで流したが追加は無かった。
しかし採れるとは思ってなかったので大満足の旅となった。
精神的に辛い採集ではあったが、もしオキマルが規制にならなければまた来てしまうかもしれない・・・。

突然ヒメオオクワガタが採集したくなり、気付いたらレンタカーを予約していた。
今回は一人で栃木県に乗り込みヤナギ採集をする。ルッキング採集はほぼ初心者も同然なのだが、学生時代にゼミの先輩に教えて頂いたポイントがあるので、そこへまた行ってみる事にした。

ここは人生で初めてヒメオオを採集した場所だ。10月のシーズン終盤に行って♂2頭が採れた覚えがある。
勝手も分からず何度か山梨へ探しに行ってボウズを食らって、最後の最後に神奈川からはるばる栃木まで来てようやく採れてとても嬉しかったのを覚えている。

今回の目標は木についてるヒメオオを発見すること。
ヒメオオはほぼ材採の経験しかなく、以前ここで採った時も木を蹴ったらたまたま落ちてきたものだった。
ネットで探せばいくらでも画像が出てくる、枝につくヒメオオというのを見た事がない。


今回は時期も良い頃だしいけるだろうと踏んだのだが、探してみるとまったくクワガタが居ない。一応枝先までしっかり確認し、蹴れそうな木は蹴ってみる。

するとポイントの中腹あたりでようやく♂が落ちてきた。また枝についてる姿を見れなかった・・。
この後も頑張って探し回ったのだが、追加することはできなかった。

やはり探し方がへたくそでクワガタが見えていないのか・・・。
しかし蹴っても蹴ってもあれ以降落ちてこなかった事からも、そもそもこのポイントの個体数が少ない可能性もある(と信じたい)。
やはり人が来ないような場所を開拓しないと厳しいのだろうか。