プレゼンテーションと言うと、「プレゼンソフトやデザインソフトで綺麗に資料を作る事」ばかりに目が行きがちです。
しかし、エレベータービッチと言う言葉(エレベーターに乗った時に、たまたま権限者と会い、その数十秒の間にプレゼンし共感してもらうという言葉)があるように、資料は補足でしかありません。
よって、相手に伝える(共感してもらう、購入してもらうなど)が出来るかどうかがプレゼンのキモになります。
相手に伝えるプロと言うと、お笑い芸人が頭に浮かびます。
資料(フリップ)を使う芸人さんもいますが、多く場合、言葉や身振り手振りだけでお客様の共感を得ます。
では、面白い事を一方的に話しているのでしょうか?
劇場などの場合、その客層によってネタを変えるという話はよく聞きます。
高齢者の客層の場合と若者の場合、子供の場合では、それぞれ受けるネタが違うからです。
プレゼンも相手によって共感する部分は違うはずです。
内容や話し方、資料も重要なのですが、一番最初に考えるのは、「相手」なのです。
それによって、内容や話し方、資料も変える必要があるかもしれないのです。
芸人さんたちが、「他では受けたネタが、ある場所ではスベッた」と言う話は、その場所によって聞き手が変わるからです。
つまり、「相手」を知ることからプレゼンは始まるのですね。
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