初めての経験10



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・・・・・天国のような楽園に一番近い場所と云えるだろう。

次回続く


魂は先祖と繋がっている為、地獄にも堕ちないが、本来の天国の門の中に入る事もできない。

所謂(いわゆる)天国の入口近くであり地獄の淵ではないのだろうか。

地獄から天国とはこの事だ・・・。

いや、人によっては天国から地獄へ、ではなかったか?

更に”山の谷間のような暗いところ”にいると云っていた。

そこは怨霊の棲む山の麓よりまだ下、地獄のすぐ傍ではないのだろうか。

と云う事は、地獄は谷の最深部に位置すると予測できる。

で、地獄の中ではなく、”地獄の淵”にいたという事になる。

人間界に降りた魂の堕ちうる最悪の場所にいたと云う事だ。

福岡の女性が堕ちていたと想われる地獄は血の海地獄の淵だった。

その、血の海の上にぶら下げられていたのだ。

地獄の淵も暗闇だが、死者の落ちる地獄の中は漆黒の闇なのだ。

漆黒の闇と言えば、以前、地獄からの逃亡者霊に憑依されていたご相談者がお見えになられた事がある。

その時に、その逃亡者が語った事だが、漆黒の闇の中では皆、喰いものを探して徘徊している様だ。

”地獄での喰いものと云えば蛆虫しかなかった”

と、闇の中での事を喋り、人間界の飯の美味さに、

”4杯も喰った。絶対離れるものか!”

と息巻いていた事を思い出した。

・・・・ここ数ヶ月の間に、これまでに経験の無い過酷な戦いを強いられた。

だがこの戦いのお陰で大変貴重な力を授かった。

また妖怪辞典に出てくるような化け物とも遭遇した。

確かに魑魅魍魎の世界は存在する。

また、そこにいる化け物が人間の魂にとり憑いて禍を起こしている事も分かった。

このような世界を垣間見る事も、また地獄の淵に屯する化け物や妖怪と戦える人間、と言えば私を於いて他にはいないだろう。

が妖怪やお伽噺を創った作者には魑魅魍魎の世界が本当に存在していると言う事は薄々感じていたのではないだろうか。

でないと、妖怪辞典など創れない、と思うが如何だろうか?

だが、それが人間の心の中にある、とまでは知る由もない事だろうが。

私が化け物などと戦えるほどの力を持つまでになれたのは、やはり天界から降臨した神としての、元々備わっていた力に目覚めて来たからではないだろうか。

人間の力では到底有り得ない能力を発揮できるようになったからだ。

それに、今回のような化け物との戦いで、今後どのような魑魅魍魎に出会おうとも倒せると云う自信がついた。

更に地獄の淵まで落とされた魂を”天国の入り口近く”まで引き上げる事も可能になった。

今後、如何に多くの霊や化け物に蹂躙(じゅうりん)されている人々がいようとも助け出す事ができるのだ。

”無敵!無限の力ここにあり!”

『霊が憑かないようにはできないのでしょうか?』

と切なる願いにも対応できるようになった。

そして、以前お見えになられた73歳のおばあさんが、

『歩くときに足が中に浮くような感じなんですが・・・』

と云ってまた見えられた。


次回続く