メルマガバックナンバー【野菜の種について(固定種編)】 | 卵・乳製品・白砂糖を使わない自然派お菓子 Toitoi(トイトイ) 東京・横浜・小田原

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卵・乳製品・白砂糖を使わないヴィーガン焼き菓子の製造・販売をしています。農業経験や自然食教室などで学んだ知識を活かし、良質な素材を使った身体に優しく食べ応えのあるお菓子を日々研究・開発しています。


※こちらは毎月2回配信しているメールマガジン「トイトイ通信」のコラムのバックナンバーです。

今回は「野菜の種について(固定種編)」です。
(遺伝子組み換え種は次回ご紹介しますね。)


Toitoi通信をご覧いただいている方はご存知の方も沢山いらっしゃるかと思いますが、改めてご紹介してみます。

【種は大きく3つに分類されます】

・F1(エフワン)種(交配種ともいう)
・固定種
・遺伝子組み換え種

【固定種とは】
先祖代々同じ形質(外見や味などの特徴)が受け継がれてきた品種のことです。
F1種が1シーズン限りでしか同じ形質の野菜が育たないのに比べ、固定種は、同じ固定種をかけ合わせると、次世代でも同じ形質になります。
なので、農家さんは自分で種を採って翌年も同じ作物を育てることができます。
固定種の中でも、地域ごとに昔から栽培されてきたものは「在来種」と呼ばれます。
それぞれの土地の環境に順応しながら、その土地ごとに育てやすく、他には無いその土地オリジナルの品種が育っていきます。

F1種のように不自然な種の継承をしていないので、自然に沿った昔ながらの種の継承の方法と言えます。
その為、自然栽培や有機栽培を行う農家さんに人気の種です。

【デメリット】
昔ながらの味・濃い味・他にはない味を楽しめますが、生育が不安定だったり、形が不揃い等の理由で大量生産・大量流通に向かず、固定種の魅力を知りつつ仕方なくF1種を使用している農家さんが沢山いるのも現状です。

【美味しく安全な野菜or形が揃った野菜】
今の日本ではまだまだ農作物に対して「形がキレイ」を重視する傾向が強いです。
その為にF1種や農薬が手放せない。という現状があるのだと私は思います。
もちろん、人手不足や作業の軽減などもっと沢山の要因が絡んでいるので、それだけが理由では無いのですが。。

少しづつでも「多少形が不揃いでも安全で自然に沿った農作物を食べたい」という意識が広がる世の中になれば良いなと思います。
次回は遺伝子組換え種についてご紹介していきますね。


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