猿若町捕物帳シリーズ最新刊
主人公は北町同心である玉島千蔭
書き手は その手下の八十吉。
千蔭はなかなかいい男のようだが 持てる様で持てないのか
いまだ独身である。
引退した父親には若い後添えがいて 千蔭の妹となる赤ちゃんがいる。
千蔭には人気女形や遊女の知り合いもいて
彼を取り巻く人たちや江戸の庶民の暮らしが興味深く描かれている。
現代より人と人の結びつきが濃いかった時代
文明の利器もぜいたくな暮らしも庶民には夢であった頃
今とは違う悩み わずらわしいことがたくさんあったのだろうな~と
彼らの暮らしぶりを 垣間見ることができたような気がする。
「むじな菊」
「だんまり」
「土蛍」
「はずれくじ」
