主人公は平野勇気(男性) 20歳
三重県の神去村で林業の仕事につくことになる。
「なあなあ」とは神去弁で「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」「いいお天気ですね」
という風な意味合いに使われるらしい。

勇気は林業の同じ班である ヨキ夫婦と その祖母の家に同居している。
皆のんびりと暮らしているが 山での仕事は結構厳しいようだ。
「神去なあなあ日常」というこれの前作が出ているので
それから読んだほうが 事情が把握しやすかったのかもしれない。

あまり のんびりしすぎて
少々退屈の感もあるが それでも最後まで読んだ。
昔ながらの 濃い人間関係。
どこそこで 誰が何をした~とすぐ伝わってしまう地域社会。
わずらわしいとは思うけれど マンションの隣に住む人のことを
全く知らない都会人より 自然な姿なのかもしれない。