先週からも過酷な日々が続いた。孤立無援。介護は孤独との戦いだ。味方になってくれるのは妻だけ。弟はとうとう口先だけ出し、協力をしない傍観者に成り果てた。
非通知の着信あり。非通知なので無視する。妻に非通知着信。父かもしれないが、無視する。弟にも非通知着信があったらしい。その後、弟から急ぎで電話したいとの連絡。母の妹に非通知着信があったらしい。(弟と母の妹(Y叔母)は仲が良い)叔母から何回も「急いで折り返せ」との連絡があったらしい。その後、弟から「母が電話を盗聴されていると、怖がっている。」「夕方、母に会いに行く」との連絡。
私は弟に母の近況を知らせ「認知症の疑いがあるから、医者を受診させたい」と話した。
叔母から説得すると効果的だから弟から話してほしいと頼むと「叔母にあまり口を出されたくない」と却下された。(よく考えると、叔母が絡むと弟が実家に行く機会が増えてしまうので「口を出してほしくない」といっていたと考えられる)
その前に3人で駅前のカフェで話し合いをした。弟は率先して「俺が母に説得する」と。しかし、3人で行くという訳のわからない結論になった。
まずは弟が先行し、だめだったら私らが合流することになった。30分ほど公園で待つと程なく弟から電話。近くに来ているという下手な芝居で赴いたが母は特に気にしてないようだった。
しかし、母の毎回の「老健愚痴」「印鑑を間違えた」が延々と独演会が続き、話の緒見えず。
結局3人とも言い出せずに敗退した。
帰りに3人で徒歩で駅まで帰り、駅前の沖縄料理で3人で飲む。
「頭頂騒ぎは俺の勘違いだった」と悪びれもせずに弟。なんだそれは。
当日の記録ーーーー
2023.6.10
弟、妻、メソの3人で実家訪問
目的:物忘れ外来受診を頼み込む→言い出せず
傾聴に終止し、言い出せなかった。
・老健愚痴、既出のネタ
・「お父さんはすぐ帰れると思っている」
・着信履歴
・吸入器
・「印鑑が違う」
・「保険証のコピーを取られた。」
・老健愚痴、新しいネタ
・老健は「入院」でなく「入所」
・リハビリ計画書にこんなやってるように書いてあるけど、やっていない。
・「カーディガンを持ってきて」「カッターシャツ」「厚手のスリッパ」
・間違えてベッド室に入ってしまった(管理体制の不備を言いたいのか?)
・「6/28報告会は一人で出席で困っている」→2〜3人追加可能と母メモに記載、報告会にはメソが行く
・ラジオを持っていく→6/11メソが持っていく
・(電話で)L字溝はお母さんがやった→そーゆーことは割りと覚えている。
(盗聴騒ぎは弟の勘違い)
・T内科でネフローゼの薬と、睡眠薬をもらっている。
→メモをランダムに読み上げて、問題点があると愚痴る。
→メモにないことは忘れている。
→説得のタイミングを逃した。T内科がかかりつけと判明したため、T内科の協力をあおぐことにする。メソ担当。