スタート直前までご機嫌斜めだったモトクロッサーは

急なアクセル操作や、全開などはしないほうがよさそうだな・・

って、レースでアクセル開けるな
と言われてもなあ、はは



グリッドにマシンを並べれば
カウントダウンが始まり、80分間の耐久レーススタート

最初の一周は、追い抜き禁止のフォーメーションラップ

やがて、コース上に緊張感が漂い始め

二周目から各車全開!
一気にあがるペース!

に、乗り切れないスローなあのマシンはどこのチームだ?


ウチだ!


無事にコースを回ってこいよ~
帰ってこいよ~
と見守ります

ところが、段々とペースをあげて
意外と健闘して走っている

急いでウェア、プロテクタを身につけます

最初の20分を走った先輩からマシンを受け、ole行きます!

このコースインの瞬間、
冷たく闘志が燃え上がります

他のチームを見ても、ドラマチックでかっこいい
ライダー交代からコースインは
耐久レースの、みどころのひとつ

コース上に出た僕は
じわり、じわりとアクセル操作
ワイヤへのストレスは最小限に

あけちゃダメだ、あけちゃダメだ・・

呪文のようにアタマのなか、唱えながら走ります

轍を乗り越え、先行車の蹴りたてた土くれを浴び
転倒車を避けて

なぜだか機嫌をなおしたオートバイを
少しずつペースアップさせ

次の交代後もなんとかトラブルもなく、

無事、チェッカー



ふぅ、神経つかったあ

終わってみればクラス別で二位入賞

秋晴れの草レースは
サボートメンバの作る燻製や、あやしげな料理にも彩られ

スリリングな展開だったけれど、
よき一日ということで満場の一致



次回は予備のワイヤも用意しよう