【ケア中】ノーマンの手術について詳細 | キャバリア☆ニコラ様 ご奉仕日記

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【ケア中】ノーマンの手術について詳細

 

(※この記事には傷口の写真あります)

 

 

手術から5日経ち、やっとほとんど元通り、

元気になってきたノーマン大佐です。

 

男の子は女の子に比べて繊細な子が多く

手術後はなかなか元気になれないのですが

それにしても復活までに時間がかかり

セクシーなファンファン大佐と思って付けたニックネーム・・・・

本当に手術してよかったのか?と落ち込みました。。。

 

が、今日は張り切ってお散歩にも行けておやつも何でも食べるようになって、

やっぱり歯もたくさん抜いて、ワイヤーの固定もして、

口の違和感が相当だったんだな、と感じています。

 

でも、やっぱり、元気になって想うことは

悪いところは全部とってよかった。

 

自爆(自壊)を繰り返すデキモノ、

悪性にいつか変わるかもしれない腫瘍、

鼻まで貫通してる、腐った犬歯。。。

 

未来の里親さんは、これがどうしようもなくなって、

ノーマンが痛みに耐えられないくらいになって、処置することを考えるかもしれないけど

その時にもっともっと心臓が悪かったら。。。。処置できないのです。

 

では、処置していただいたところ等々

(※抜いた歯や切り取った腫瘍の写真があります。)

 

イボやんたち

 

 

迷子札の隣にある、ジェリービーンズのようなポッチ。

 

それから耳

 

 

これは自爆を繰り返すイボやんたち。

明らかに良性ではあるけれど、

 

 

 

ジェリービーンズ ↑切除しました。

 

IMG_20190717_090525323.jpg

 

↑縫い合わされています。

 

耳のほうはレーザーで処置。

 

 

肛門腺腫たち

 

 

 

可愛い星形の御門には 赤いポッチが。

これも自壊を繰り返していました。

細胞診の結果は良性でしたが、

 

 

こちらも切除。 外に見えてるところは右上の赤いところだけでしたが、

その下にもくっついて大きいのが1つあったとかでまとめてとりました。

 

 

 

そして、しっぽ。 切除前 ↑ こちらが大きかった。。。。

それでなくても尻尾は皮に余裕がないから大変だと言われていましたが

 

 

 

コンナニ大きいの・・・・^^; 私の親指くらいあります。

これも良性だとは思うとのことですが腫瘍。

いずれも、病理検査に出しています。

 

そして、傷口は

 

 

令和のブラックジャックに・・・・

 

時間がたつにつれて少しづつ血がにじんで…

 

 

可哀想に。。。

今は痛々しいですが、内出血もだいぶ引いてきて来ました。

 

肛門腺腫はホルモン由来なので、去勢をしていないシニアによく見られます。

(肛門回りが異常に膨れているシニア君がいますが、それです。)

元飼い主さんが去勢してくれてたらこんなにならずに済んだのに。。。と

思ってしまいます。

 

そして 歯。

 

 

犬歯3本を含んで全部で18本抜きました。

グラグラの歯も多かったのですが、そのほとんどは根元がもう腐っていました。

歯に挟まった毛もだいぶとって頂いていたのに、

それでもお口の匂いがなくならなかったのはすでにこんなに腐っていたから。

細菌で溶けた上あごを貫通し、鼻まで達していたので、

鼻汁が出始めていたのも「やっぱりね」です。

歯石は雑菌の温床だから、鼻が悪くなることももちろん、心臓にも悪いし。。。

皆様、今日からでも歯磨きしましょう。

 

そして、下顎ですが (レントゲンの写真を撮り忘れましたが)

左右がずれて?外れたような状態になっていたということで

 

 

こちらの処置もやって頂きました。

ワイヤーはもっと細いのですが、顎の下で結んであります。

抜いても抜かなくてもいいけれど、固定されたら3-4か月で抜くことも出来るそうです。

 (これは里親様と相談。)

 

このワイヤーのせいか、(獣医さんはこれは痛みはないとおっしゃっていたけれど)

犬歯を抜いたからか、3日目くらいまでは口に触れるだけで

「キャン!」というくらい痛がっていましたが

今はやっと、前歯が何にもない状態にもなれ、モノを飲み込むのも違和感なくできるように。

 

 

まだ見た目は痛々しいけど、頑張っています!

カラーを使わなくても、全く傷口を気にすることなくいい子です。

 

このまま、何事もなく傷口が安定しますように。