こんにちは
最近はちょこちょこ地震があったり、
世界的に見ても物騒な世の中ですね…
まん防解除に伴い主人の飲み会が増えそうで
ご飯テキトーでいいから楽なような、心配なような…。
こんな時は青春もので
します
◆概要
監督：三木孝浩
脚本：米内山陽子、三木孝浩
キャスト：浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二 他
(出典：Yahoo!映画)
①いい意味で裏切られたストーリー
四人の高校生が主役のこのお話。
あらすじも前評判も何も知らないまま観たら、
いい意味で裏切られました
浜辺美波ちゃん演じる朱里と
北村匠海さん演じる理央は
中学時代からの同級生でなんと姉弟！！
親同士の再婚です。
でも理央は朱里が好きなんです
複雑です。
そして福本莉子さん演じる由奈と
赤楚衛二さん演じる和臣は
幼馴染で同じマンションに暮らしています。
そこに、朱里と理央の一家が引っ越してきます。
四人は同じ高校の同級生ということもあり、
自然と友達になっていきます。
初めのうちは良くある複雑な四角関係だねって思ってたんですけど、
ただの凡庸な先が読める恋愛ものではなく、
タイトル通りの展開も待ち受けていて、
各々の想いが爽やかに描かれている、
キュンとすること間違いなしの作品です！
②恋愛だけじゃない！
ベースは恋愛ものですが、
家族関係や将来のこと等、
各々が思春期らしい悩みを抱えていて、
もがき苦しみながらも解決策を見つけて成長していく姿に、観ていて心が洗われました。
親同士の再婚で昨日までの同級生が急に家族になった二人や、自由奔放なお兄ちゃんのせいで両親の望む子にならなきゃいけない子、引っ込み思案な性格をなんとかしたい子等、置かれた状況や悩みは様々です。
そしてこの４人が出会うことで、今まで知らなかった感情が芽生えたり、新しい自分に気が付けたりしていくんですよね。
支え合って刺激しあって成長し合える、そんな友情関係もとても素敵です
③四者四様の良さ
上述の通りこの作品の主人公たちはみんな魅力的かつ、いい子なんですよ。
私は浜辺美波ちゃんが好きで、キミスイの北村さんとの再共演という点に惹かれて観始めたのですが…
観終わった頃には完全に赤楚さん演じる和臣に心を奪われました
和臣は映画が好きで、校内でも仲間と撮影をしたりしている子です。
明るくて、正義感が強くて、物事を俯瞰して見ることができる大人な性格。
ずるいくらいにかっこいいですね
一見、クラスにいたら皆が好きになるって思えるような子なんですが…
現実的には「桐島、部活辞めるってよ」の神木さん演じた主人公のような扱いを受けそうですよね。笑
わからないけど、私の高校時代だったら確実にそうなると思います。笑
これが大学生だと違うと思うんですけどね。
多様な価値観が芽生えてくるので。
でも今の子って私の時よりも大人なところもあるから、違うのかなー？
個人的には、和臣は大人が思うかっこいい子に思えましたね。
朱里は一番感情移入しやすかったですね。
彼女みたいに明るく振る舞う子こそ、周囲の人のことを考えて無理したり悩んだり、深い心の奥底は他人には見せなくて…
リアルだなぁって思いました！
反対に由奈は苦手なタイプでした。
モゾモゾしてて焦ったいんですもん！笑
でも彼女は一番わかりやすく成長したかもしれませんね。自分をちゃんと表現できる女性に。
そして視聴者には理央の心が一番わかりやすいかなって思います。彼も幸せを見つけられた気がしますね
青春らしいキラキラ感もありつつ、心の葛藤も描かれていてとてもバランスの良い映画だと私は思いましたので、ぜひおすすめです