夕鶴…鶴の恩返しの舞台が山形県であるという事は知っていましたが、何処の事とかは知りませんでしたし、調べた事もありませんでした…と言うよりも情報源は中学の時の数学の先生がサユリストであった事。 *サユリスト=吉永小百合のファン
偶然にお会いした時に「鶴の映画観たか?アレは良い映画だぞ撮影場所は新潟だし、原作舞台は山形だ。必ず見ろよ!」と映画好きだった事を知られていたらしくこんな風に言われたのでした。
因みに雑誌で市川監督の談話を見た為か、未だに観ていません(笑)
フラワー長井線に「おりはた」と言う駅が在るが、それが何か気にかかってボーっと考えていた。
夕鶴の里資料館が現れたので駐車場に行って観光看板に書かれていた角布山 珍蔵寺に行ってみる事にした。
来た道を少し戻って小路に入る。
まるで「いらっしゃい」と言わんばかりに、橋・門柱・石段が此方を向いている。
寺の名前の「鶴布」は鶴が恩返しに羽で織った布、珍蔵は鶴を助けた主人公の名前に由来している。
又、この地域では「鶴の恩返し」の民話が伝わっていて鶴巻田、織機川など由来の地名も残されている。
ロードバイクを看板に繋ぐと踊子草が足元に咲いていた。
久し振りに見たので撮影しました。
手水舎を見ると何だか可愛い事になっている。
此処で手を洗ったり口を漱ぐ事に躊躇いを感じたので、そのまま中に入った。
中々に立派な山門です。
何も含まず、私は左手になるのは嫌なので右側から礼をして山門を潜ります。
此方には大きな銀杏の木があるので、晩秋はヘルメットを被らないと頭上注意です。
因みに踏むと車の中が〇ンコ臭くなるので足元も要注意です。
此方の仏足石と仏足石歌碑の石刷りは1895年に奈良の薬師寺から貰い受けた物で、仏足石とは元来インドで仏像が作られる以前に仏の象徴として礼拝されたモノだそうです。
コレはお釈迦様の足跡で足元に刻まれている千輻倫に触りながらお参りすると罪障消滅所願成就の功徳を頂く事が出来るという。
それでは本殿でお参りいたします。
神社は柏手を打ってだが寺院は静かに先祖様と向き合う。
唯心を無に何も祈らない。
南無阿弥陀仏です。
此方にはこんな可愛い仏像も。
何だか和みます。
何だか親近感すら感じてしまいます。
お腹もすいて来たので、本来の目的地を目指します。
次回は夕鶴の里資料館にも、ちゃんと寄りたいです。