ラテン系音楽の名曲として『アマポーラ』があるが、スペインの国民的英雄であり、若くしてこの世を去ったテノール歌手ミゲル・フレータが 1925 年、つまり彼の栄光の絶頂期にこの曲を歌っているのを聴いて酔いしれてしまった。
戦前では、淡谷のり子が歌っている。
この曲の演奏の個人的ベストは、Jimmy Dorsey 楽団のものだった。
もちろん、雪村いづみが歌ったものも好きである。彼女は十六ぐらいだったはずだが、堂々たるものである。
戦前では、淡谷のり子が歌っている。
淡谷のり子が歌ったラテン系の音楽では、『ダーダネラ』や『ルムバ・タムバ』なんかの方が好きである。
日本では、ビリー・コットンのインストルメンタルがダンス・ホールでレコードで踊るときは必ずかかったと瀬川さんは言っている。