Stone Sour-2006

アメブロにも便利な記事の予約投稿という機能があって、
それを用いて少々忙しい木曜日にも更新をする事が出来ました。
(要はこの記事を書いているのは水曜日という事)

今回紹介するのは...

今回紹介するのはアメリカのロックバンドStone Sourの2枚目のフルアルバムです。
このStone Sourというのは、SlipknotのヴォーカリストであるCorey Taylorの、
別バンドで、一時期には本業であるSlipknotよりも、
アルバムのリリース枚数が多いといった時期もある等、
Corey TaylorがSlipknotとは異なる形で力を入れているバンドになります。

"異なる形"という点に関して言うと、
まずはヴォーカルのスタイルが全くSlipknotとは異なる点だと思います。
(特に初期の)Slipknotでは叫ぶことが中心で、
メロディーを歌うという事は非常に少なかったと思いますが、
Stone Sourでは歌い上げる曲もある等まるで別人のようなパフォーマンスです。

次に音楽性の違いがとても大きい要素になっていると思います。
Slipknotではいわゆるニューメタル的な要素を含んだ音楽をしていましたが、
Stone Sourでは多少メタルの要素もちりばめながらも、
「ロック」という枠組みから外れていない聴きやすい音楽性を披露しています。
Slipknotは様々なジャンルの音楽を取り入れある意味では雑多な部分も、
あったように思いますが、Stone Sourはハードロック的な部分が強く、
歌モノバンドとしても優秀な曲を作り続けているように感じます。

中身について。

Stone Sourの1枚目のフルアルバムというのは、
「俺達はこんな事も出来るんだぜ」的なお披露目を兼ねた作品だったと思います。
彼らがバンドとして本領を発揮し始めるのは、このアルバムからだと感じています。

本家のSlipknotに負けないぐらいのグルーヴ感を持った曲もあれば、
初期のSlipknotではあり得なかったアコギを全面的にフューチャーした、
バラードもある等ロックバンドとしては充分以上に幅の広さを見せてくれます。

Corey Taylorもシャウトも時折交えながら、
堂々と歌い上げている姿を聴かせてくれますし、器用さも見せてくれます。

器用さというのは、Slipknotのヴォーカルという事もあり、
シャウト系が得意なのはわかるのですが、
歌い上げるという事に関しても非常に高い実力を持っていて、
それだけではなくラップやハイトーンボイス等を用いる事が出来る、
非常に多才な面をこのStone Sourや、自身のソロアルバムで聴かせてくれます。

ネットなどを見てみると「Corey Taylorの歌唱力は業界屈指」という意見も、
目にするのですが、実際に聴いてみてもその実力は本物だと感じさせられます。



アルバムの音質も良い意味でカラッとした仕上がりになっていて、
初期のSlipknotのような混沌した印象は全く受けない感じです。
そこにCorey Taylorのクリーンボイスが乗っかってくる訳で、
現代的で非常に垢抜けたハードロックを聴かせてくれます。

時折ツーバスドラムが用いられる等、
メタルからの影響も感じさせられますが、
メタルバンドというよりはハードロックバンドと言った方が、
彼らのスタイルには合っているように思います。

私は彼らのスタジオアルバムは一通り聴いたのですが、
作品をリリースする度に、表現力が向上するCorey Taylorの歌唱や、
バンドとしてのまとまりが出てきている様子を感じる事が出来ました。

Corey TaylorにもStone Sourを聴き始めてから個人的に興味を持つようになり、
全てのスタジオアルバムとまではいきませんが、
ほとんどの作品をサブスクを含めた何らかの形で聴いてきました。

Slipknot、Stone Sour、自身のソロプロジェクトと幅広い活動をしていますが、
それぞれで全く違う一面を見せてくれるCorey Taylorという人物には、
まだまだ興味は尽きませんし、170cmしかない小柄な体から放たれる、
エネルギッシュなヴォーカルスタイルにはこれからも興味津々です。

(現在Corey TaylorはSlipknotに重きを置いているのかStone Sourは活動休止中)
Stone Sourの新作が出るのかどうかは現状わかりませんが、
Slipknotとは違うロックバンドとしてしっかりと成り立っている部分があるので、
今後作品を出すにあたっても期待が持てるのではないかと思います。

今回の更新はこの辺で終わります。

今回の更新ではアメリカのロックバンドStone Sourについて触れてみました。
相変わらず自分の文章力のなさや表現力の拙さが目立つ更新になってしまいました。
まあ、ここら辺に関しては数を重ねるにつれて改善されていくのだと信じて、
これからも頑張っていきたいと思いますし、努力も続けていこうと思います。
そんな中ではありますが、今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。
次回の更新も近々する予定なので、次もよろしくお願い致します。