介護職向けのコミュニケーションセミナー講師をしました!! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

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今日は、介護職向けのコミュニケーションセミナーを行ってきました。




コミュニケーションスキルであるNLPをいかに介護の現場で活かしていくという観点で、
講義+実習という形で10:00~16:00
途中休憩を入れ全5時間の内容で行いました☆



まずは、コミュニケーションスキルを磨く時に、目標意識と問題意識という二つの意識があるというお話をしました。



例えば子供が野球を上手くなりたいという時、
『イチローみたいになりたい!』というような目標を意識するのか、

『いつもフライを取れなくて失敗するので、失敗しないようになりたい』というような問題を意識するのか

という二つの意識の話です。



コミュニケーションスキルを磨くという際にもこの目標意識と問題意識の二つのどちらもが大切ですよというお話をしました。




次に

人と信頼関係を作っていくためのラポールのスキルである。
バックトラッキング
ミラーリング
ペーシング
という3つのスキルについてお話しました。

バックトラッキングは、相手の話をおうむ返しに返す事

ミラーリングは相手の動作を鏡のように真似る事

ペーシングとは呼吸や声の調子、高さ、テンポを相手と合わせる事です。



これらの3つのスキルを意識して使う時と、使わない時とで、どのような違いがあるか、
違いを感じていただく事で、
これら3つのスキルの有用性についてお伝えしていきました。



私の臨床現場である認知症の方とのコミュニケーションでは、
とにかくこの3つのスキルを使う事で、
相手の話をまずは受け取り、安心感を得てもらっているという事をお伝えしました。


ラポールの有用性について、まずは体験し、それから私の個人談をする事で納得していただける方が多かったように思います。




午後は、VAKのコミュニケーションにおける代表システムについてお話しました。


これは人がコミュニケーションをとる時、
視覚を優位に使う人、
聴覚を優位に使う人
体感覚を優位に使う人と
3つのタイプがあるという話です。


人と話が合わなかったり、ミスコミュニケーションが起こるのはこの、人によって代表システムが違うというお話をしました。



まずは、自分の代表システムを知るというワークを行ないました。


自分自身のコミュニケーションの特徴について知る事ができると、
みなさん目からウロコが落ちるような体験ができるらしく、
明日からコミュニケーションのやり方を変えてみようと
モチベーションの上がっている様子の方がたくさんいらっしゃいました。





最初は、緊張している様子の方も、少しずつほぐれていき、笑い声や、質問が飛び交い、どんどんモチベーションが上がっている様子が手に取るようなセミナーができました。



今度もこのようなセミナーを随時行っていきたいなと思います。