診察。心の奥。 | 交差、てん

交差、てん

精神障害者手帳1級です。犬が大好きです。音楽、勉強、たまに絵を描いています。仕事は、動物関係です。アラフォー男性です。

主治医「仲山さんの、心の奥にある、深い深い、悩みや相談を聞いて、私たちはケアしていきたいんです。けれど、仲山さんの方から、そういった深い話を聞いた事がないので…」


僕「…」


そうだった。ここは精神科。何でも話していいんだ。

それなのに。 

強がっていたのか、怖がっていたのか。


僕は、先生に何も話せていなかった。


主治医「食欲は?眠れてますか?困った事はありますか?」

僕「…いつもと変わりません」


そのやり取りで、いつも終わりにしていた。


いつもと、変わらないのではない。

悩みがある。それを、話せないだけだった。


ここで、胸を砕いて、ありのまま、話して良いんだ。


何がつらい?

何が悲しかった?


アドバイスを受け、

治療を受けるところだから。


なのに、僕が何も話さないから、伝わらないのは当然でした。


心を開いて。


これからは、ありのままを、先生に話そうと決めました。


精神の病気のプロ。

頼るべき、医療機関。


僕は、病気なんだ。


障害者なんだ。


…そうなんだ。


避けられない。

診断が目の前にあり、症状に苦しめられている。


助けて、と、言っても、良いんだ。


真面目な性格が災いしているのか、

誰かに甘える事を、邪魔する。


私が私を許してあげよう。

生き方を、変えよう。