北斗七星 -3ページ目

北斗七星

2015年2月22日猫の日に愛猫ほくとが難病にかかっていることが発覚。少しの間でもと、闘病の記録を残すことにした。

ほくとは緊張すると涎がたくさん出てしまうようだ。
医者にもそう言われた。
病院に行く時以外によだれが出る回数も減っている気がする。
部屋もあったかくして、いつでも食べられるように食事も少し用意してあるし
トイレだって近くに持ってきて排尿の量や回数を確認できるようにしている。
水分摂取は点滴からのみなので一日一回でればいいそう。
今日もちゃんと出ていた。

医者から告げられてはいなかったが
毎日する注射に、昨日はビタミンを入れたらしい。
どうやら毎回量や内容をちょこちょこ変えて様子を見ていたらしい。
ビタミンが効いているからマシな感じになっているんだろうか。
今日の注射にもビタミンを入れてもらった。

最初のころに比べると歩けているし、ソファに上る振動でも吐かなくなった。
治るんじゃないか?
そんなふうに思いながらも、動けなくなった時のためのベッドを用意していた。
この日、自分は一日中仕事だったので、妹と母が見ていてくれた。
病院へ行ってからは嘔吐も無く元気に歩き回っていた。
二人が食事をしていると匂いを嗅いで、ご飯が欲しそうな雰囲気だったらしい。
結局何も口にはしなかったが、今までにない動きだった。

夜、母が先に就寝。
自分は夜更かししながらほくとの様子を見ていた。
するとしっぽをピンと立ててこっちに来た。
おいで、と膝を叩くと上ってきてそのまま立ってしがみ付いてきた。
抱っこのおねだりだった。
お腹が気持ち悪いみたいで抱っこ出来ずにいたので本当に嬉しかった。
いつものように持ち上げて抱っこすると口をもにょもにょしたので
ハグするような抱っこにした。
自分も嬉しいがほくとも嬉しいようで喉を鳴らし始めた。
体調を崩してからほくとのゴロゴロを聞いたのは二度目だった。
おでこを押し付けてきたりして甘えてくる。
可愛い。
寝る時も相変わらず喉を鳴らしながら隣りに寄り添ってくれる。
少し体調がよさそう。
安心して久しぶりによく眠れた。
病院に行く少し前、大量の液体を吐いた。
赤茶色の見慣れない液体だった。
トイレシートで拭き取って、病院に持参した。
胃と食道を胃酸混じりの液体が行き来しているせいで
胃が爛れて出血しているんだろうという診断だった。


バリウム検査は吐き出すからできない。
内視鏡検査は全身麻酔だからそのまま目を覚まさない可能性がある。
それでもやるかと言われる。
今でも充分衰弱しているのにもう無理させられないということで、やらない。

今現在は
摂取できていない水分と電解質などを点滴で背中に溜めておくことと
胃薬と吐き気止めを注射してもらっている。

もう少なくとも4日は飲み食いしていない。
カロリーを静脈からの点滴で摂取させることができると言っていたが
入院が必要なうえ、それで食事をしたのと同じくらいのカロリーを得ることはできないらしい。
そこでまたどうするか聞かれる。
あまり意味が無いのであればと、やめることにした。

有効な手段は無いし、どうするのがいいか医者もわからないと言っていた。
難病だから仕方ないのだろうが....何もしてやれないことが本当に辛い。

とどめに、最期の時はどんな感じになるのかという説明をされた。

徐々に立てなくなって、意識混濁になる。
神経に異常があるので、痙攣するだろうと。
痙攣が30分以上続くようなら座薬を入れてあげてくれと。
座薬を入れて30分後変化が無ければご相談に応じますと言われた。

ご相談に応じるとはどういうことだろう。
先生の口から「安楽死」という言葉がでていたので、そういうことだろうか。

今でも充分無理をさせている気がする。
一日でも長く一緒にいたいと思う気持ちは、飼い主のエゴなのか。