6日、食事昼食にカルボナーラを用意していた。ほくとがすんごい鼻をひくひくさせるものだから、あったかいソースを指ですくって口元に持っていってみた。すると、時間はかかったけれど、舐めてくれた。指の上のソースが無くなったので、もう一度すくってあげたらそれも舐めた。約2週間ぶりの食事だった。そのあと吐くこともなく、夜は一緒に寝た。元気だった頃のように自分の膝で爪を研いで、鼻やあごを甘噛みしてきて、喉を鳴らしながら枕をもみもみしていた。元気になってきたような気がする。希望をもっていいんだろうか。
4日、衰弱昼、仕事に行く前ほくとが震えて いた。寒い時と同じような震え方。でも、寒いはずない。ホットカーペットをつけて、暖房もついていて、添い寝して、毛布を被っていたから。脂肪が無いから体温を保っていられないんだろうか。それとも…もう虹の橋を渡る準備をしているんだろうか。悪いように考えて、涙が出た。昨日からほくとのお口の中に練乳やハチミツを塗っている。少しでも栄養を、ということでお医者さんに言われたからだった。でもお口まわりを触られると気持ち悪いようで、吐き戻そうとする。お口のまわりがベトベトになっている。お湯か何かで濡らしたタオルで拭いてやろう。
3月2日、改善?さっき病院に行ってきた。ほくのお腹をむにむに結構長い間触っていた。腹水が溜まっているかもと言われていたが、先生のご厚意でエコーで確認してもらえることに。しばらく待って、呼ばれた。自分は見ていなかったので、前回のエ コーと比較して見せてくれた。前回のは、呼吸に合わせて液体が胃の中と食道を行ったり来たりしていた。それと、脾臓に異常所見。今回のは、胃の中の液体が減って、食道に逆流したりはしていなかった。それでよだれが減っているのか。脾臓は残念ながらよくわからなかったが、問題がある。十二指腸や、それ以降の腸、胃も全然動いていなかった。本来ならぐにゅぐにゅ動くものだそう。自分が見てもわかるほど、何の動きも無かった。食事をとっていないので、脂肪分を肝臓が分解してエネルギーを作り出しているらしい。それでどんどん痩せていっているのだけれど。それが追い付かなくなると脂肪肝になってしまう。話によると、胃薬や腸を動かす薬、肝臓の動きを助ける薬などいろいろ試してみてくれていた。先生も一生懸命治そうとしてくれているんだと実感した。毎回、病院に連れて行く時は気が重くて辛かった。突き放されたように、諦められたように、扱われている気がしていた。申し訳なく思った。先生もほくとも頑張っている。もっとしっかりしなくちゃ。