お知らせ:昨日更新した記事に追記して再更新しました

 

 

リリーちゃんの花壇で、毎年5月に咲くサルビア‘ネモローサカラドンナ’

 

 

黒い茎にすっと立ち上がる紫色の花穂。大好きな花です!

 

「そうだ!あの方法で殖やしてみよう」

 

2019年11月30日に初版が発行されたこの本の109頁に掲載されているラクラク繁殖です。

《伏せ木法》という挿し木です。

 

ネモローサカラドンナを鉢に殖やしたいので、鉢が半分ほど埋まる深さに掘ります。

 

掘った土は鉢に入れます。挿し木や挿し芽は無肥料の清潔な赤玉土や鹿沼土を使うのですが、花壇の土でも大丈夫!エコですよね。

 

この鉢を花壇に埋めます。どうして?…と思いますよね。

親株と同じような高さにしたいのと、水やりの手間の負担を軽く出来るからなんです。

 

咲き終わったネモローサは茎がしなやかで長いので、茎を折ることもなく鉢の上に誘引できます。

 

この時の必須アイテムがこれ!針金ハンガーです。今では懐かしいかも知れませんね。

昭和から令和の初めごろはクリーニングが終わるとYシャツもズボンもこれに吊るされていました。

これをこのようにカット。6つのU字のワイヤーが作れます。

 

「キヨミさん針金ハンガーなんて無いわ!」と言われそう(笑)

でも大丈夫ですよ~ (100均でも販売しているようです)

 

ホームセンターでも買えるこのような支柱。

わたしは蘭などに使われていいるのを捨てずにストックしています。

 

このようにカットし、曲げて使います。

 

倒れた茎が起き上がらないように茎を抑えます。

 

そして茎が埋まるように土を乗せます。これだけ!簡単でしょう?

 

わたしは今年(2023年)の6月21日に決行。

日当たりガンガンなこの場所で夏を越したのですが、今はこのように育っています。

 

親からの鉢の上に乗っている茎を切り離すと、サルビアネモローサカラドンナの子株が独立します。

 

実はこの場所だけでは物足りなくて(笑)他の場所でも《茎伏せ》をしました。

右が親株、左の黒い鉢に枝を誘引してピンで止めました。

鉢の中で子株が花を咲かせて葉も生き生きなんですよ~

 

今朝この場所を見回っていると、ビヨ~ンと伸びた茎を見~つけ!

 

横に寝かしてU字ピンをこのように。

 

茎が浮かないように手で押さえて

 

まわりの土を被せて完成!

 

 

 

このように親株から子株が安全確実に殖やせる方法をしました。

 

秋は植物も過ごしやすいので、2か月ほどで根が出るのではないかと思います。

 

水やりはよほど雨が降らずに乾き過ぎる時以外は、雨に頼れば大丈夫なんですよ~

 

「でもわが家はネモローサは育てていないわ…」と思った方も多いと思います。

 

他にも《茎伏せ》で殖やせる植物が他にも有ります!

 

今日は写真を撮る時間が無かったので、明日庭に出た時に写してブログに書き加えますね。

 

有言実行です! 今朝写してきました。(ここから追記です)

 

今、花壇で花をを咲かせている銅葉ダリア ハミングブロンズエタニティ

支柱からはみ出してしまった茎が横に倒れてそのままになっていて…

 

ワイヤーハンガーをカットして作った黒いU字ピンを3か所茎に挿してから

 

指で押して土に埋めました。

 

ピンが見えなくなるまで上から土を被せて水やりをして茎伏せが完了です!

いつ作業をしたのか…が分かるようにラベルを作りました。

 

今年の春に咲いたオステオスペルマム

とても美しい花色なのでもっと殖やしたい!…

と思っていたらこれも同じように、長く伸びた茎が横に倒れてしまって。

 

「そうだ!」と思いついたのがいつもの茎伏せなんです。

殖やし方は同じ。挿し芽よりも確実に2つの子株が育ちました。

 

春にはクリスマスローズやビオラ、プリムラなどの小花が咲くこの花壇。

 

毎年楽しみにしているのがベロニカオックスフォードブルーなんです。

 

暑かった今年の夏も無事に越し、今は花壇から垂れてこんな感じに育っています。

 

このように花壇の縁取りにしてもステキだし、寄せ植えにも使い道はたっぷり!

 

深さが10cmほどの容器に茎伏せをして殖やします。

培養土を入れて茎を容器の上に誘引。赤や黄色のピンが見えますか?

 

茎が細いので今回使ったのは文具のカラークリップなんですよ~

針金ハンガーのU字ピンでは大き過ぎるのでこれを使いました!

ごく普通のサイズなのですが、伸ばすとこのように。カラフルも可愛いでしょ?❀

 

同じ手順で土を被せて発根を待ちます。

 

このように家に有るものだけで殖やす楽しみが💜💜

 

簡単! ラク! ズボラもOK!

 

皆さまも色々な植物で試してみませんか~

 

他にも茎伏せしている植物があるのですが…

情報交換をしながら一覧を作成するのも楽しそう!

 

今日もご覧下さってありがとうございます♪

 

《コメントありがとうございます》

ほるんさんへ「土を入れた鉢を埋め込むと高さ調節ができますね!これは良いアイデア! ぜひやってみますね。ちなみに茎を留める用具はカーテンの上部についているU字に曲がったフックを使ってます。カーテンを購入する度についてたりして余っているので^^;」のコメントありがとうございます。親株の茎と高さが平行なのが茎伏せのベストなので鉢を埋め込む方法を思いつきました。オススメです!カーテンフックは程よい長さだし、カットする手間も無いでよよね。どこかに有るかも知れないので探してみますね。

ravender95さんへ「茎伏せは、ほんと簡単、確実にできる方法ですね。うちでも、知らない間にブラックベリーの茎が伸びて土の上に着地し、勝手に根が出ていてビックリしました。楽ですね。色々やってみたいです。」のコメントありがとうございます。わが家も着地したブラックベリーが元気に育って親株と世代交代しました。楽ですよね。他にもあるので追記しましたが、それでも書ききれないくらいなんですよ~。色々ためしてみてくださいね。

ピコママさんへ「ネモローサを早速、増やす作業に掛かります、何て、嬉しい、そして、お財布に優しい🎶❤️私にピッッタリのお勧めです、😊😁💪🎶キヨミさん、何時も、本当に有り難うございます、😊🎶✌️」のコメントありがとうございます。他の場所に移したくても枯れる心配を思うと出来ないこと有りますよね。茎伏せは親も子供も元気に育つので、まずはネモローサからぜひ♪

poyoyapuさんへ「そっかーー、クリーニングのハンガーを使うのはすごーい 実はクレマチス…キヨミさんのペットボトルでもうまくつかなくて…クレマチスの挿し木がうまくいかなかったのですが…この方法でやると、着くんですで、ツルが長いのを隣の長いプランターに埋めて、つけてたんです この方法、いろんなものに使えそうですね(^_^)v」のコメントありがとうございます。茎が持ち上がらないようにピンで留めるのが成功の秘訣なんですよ~「あ、これも出来そう!」と思うとお得感と期待感がありますよね。ぜひいろいろと♩

lisa-rose-gardenさんへ「すごいですね!やってみたくなりました♪」のコメントありがとうございます。挿し木で殖やせる、茎がしなやかで長い植物が茎伏せにむいています。「これももしかしたら!」と考えるのもワクワクしますよね。