今年で66歳だそうで、数年前には大病を患われたものの、現在は元気なお姿を見せてくれており、いつまでも若々しくカッコ良いヒーローであって欲しいと思いますね。
そう言えば、宮内さんの代表作である仮面ライダーV3は、今年が40周年。
・・・と言う事で、今日はRMW 仮面ライダーV3 1/2マスクのご紹介を。
V3と言えば主題歌の 「♪ あ～か～い あか～い 赤い仮面のV3」 ですが、主題歌の作詞をされた石ノ森先生、歌詞には "赤い" としていますが、ご自身が描いたデザイン画には、わざわざ "朱" と色指定しているんですよね。
主題歌の通り、赤でも何ら問題無いように思うのですが、敢えて朱色と細かく指定したのは、先生なりの何らかの理由が有ったのでしょうか？ なんだか、とても気になります。
デザインについては、もう、物心ついた時から何十年と見ていますので、今更どうこう言う事も無いですが、V3のマスクって改めて見るとユニークですよね。
頭頂部から腹部にかけて、身体の中心が蛇腹状になっていて、かなり奇抜なデザインのように思います。
「仮面ライダー」 と言えば、モチーフはバッタですが、それ以前に骸骨（スカルマン）と言うベースが まず有って、その面影を残しつつ、バッタの顔を取り入れたのが仮面ライダーのマスクなんですよね。
V3のモチーフはトンボですが、こうして見ると、ガイコツ＋バッタの1号＆2号よりも、寧ろV3の方が ガイコツっぽく見えるような気もします。
石ノ森先生が、V3のデザインをした時まで骸骨を意識していたのかどうかは分かりませんが、実は 胸の赤い蛇腹部分は 「レッドボーン（red-bone)」 なんて名前だったりするんですよね。
そして、劇中で見る事は出来ませんでしたが、「V3・26のひみつ」 の内の25番目の "ひみつ" には、その蛇腹を利用し、大きなタイヤのようになって敵に体当たりする 「レッドボーンリング」 と言う必殺技も考えられていたようです。
以前、「仮面ライダーSPIRITS」 では、"海老反り" から 大きなタイヤのようになる様子が、とても上手く描かれていましたが、これは漫画だからカッコ良く表現できたのであって、CGも無かった当時の撮影では、恐らく、デストロン怪人のナイフアルマジロのように、普通に身体を丸めていたりで、ちょっと滑稽になっていたかもしれませんね。
「大きなタイヤになる」 と言うのは 「ライダー（バイク）」 を意識してのものでしょうけど、必殺技としては、どちらかと言うと怪人が使う技みたいですね （＾＾；）
