先日、僕のブログを見て頂いたブロガーさんから、「マッハバロン第2話と帰ってきたウルトラマン第2話には、類似点が多い」と言うコメントを頂きました。
残念ながら、今現在、手元に新マン第2話が無いので、まだ見比べてはいないのですが(でも、近い内に必ず観ます)、類似点が多いと言う事で・・・、
仮面ライダー 第4話 「人喰いサラセ二アン」
と
仮面ライダーV3 第39話 「人喰い植物 バショウガンの恐怖!!」
・・・を思い出しました。
この2つの放送回、ゲストの人物設定から脚本、それ以外にも、あらゆる事が酷似していて、ライダーマニアなら御存知の方も居られると思いますが、僕も改めて検証してみるのは初めてだったので、かなり楽しめました。
まず、1番目立つ共通点と言うと、
<サラセ二アン>
<バショウガン>
・・・の、2体が植物系の怪人であると言う事。
まぁ、植物系怪人なんて、他にも幾らでも居るのですが、この2体、歳の離れた姉弟のお姉さんを植物園で誘拐します。
その後、取り残された弟を、それぞれのライダーの仲間達が保護するのですが、両方の姉弟の家族は「母は行方不明、父は過去に死亡している」と言う事が判ります。
そして、それぞれ2人の弟は「お姉ちゃんは、植物のオバケに食べられた」と訴えるのですが、誰も信用しようとしません。
そんな中、本郷(バショウガンの回では、風見)は、その植物園で過去に6人が行方不明になっている事に気づき、捜査に乗り出します。
う~ん、過去に行方不明になった人数まで同じ・・・。 (-公- ;)
他には、男の子(弟くん)をアパートに送って行った時の、本郷と風見の長~いセリフが殆ど同じだったり、お姉ちゃんを助けて欲しいと言う男の子から、本郷(風見)が宝物の玩具を貰ったり・・・。
ショッカー(デストロン)のアジトを聞き出す為、本郷(風見)が連れて来た戦闘員も、両方共(ショッカー・デストロンでの)仲間内の呼び名が「3番」だったりします。 (^^;)
脚本が殆ど一緒と言うのは分かっていたけど、見比べてみると、こんなに細かい所まで同じだったとは・・・。
その後も、怪人に狙われる仲間を助けに来るライダーの登場の仕方が・・・、
<1号>
<V3>
2人共、暗闇から・・・(^^;)
唯一(?)の違う所と言えば、本郷と風見が悲しむポイント位でしょうか。
(本郷は、この頃はまだ自身の力をコントロール出来なかったので、男の子を勇気づけようと手を握り締めた時に、怪我をさせそうになった。 風見は、仲の良い姉弟を見て、デストロンに皆殺しにされた家族を思い出した。)
この2つの話・・・、
サラセ二アン(1号)の回・・・脚本・市川森一、島田真之 / 監督・折田至
バショウガン(V3)の回・・・脚本・海堂肇 / 監督・内田一作
なんですが、海堂肇と言う脚本家は、ZXまでの昭和ライダーのプロデューサー「平山亨さん・阿部征司さん」の共同のペンネームのようです。
海堂肇名義の脚本回は、他にも有りますが、バショウガンの回に限って言えば、ここまで同じと言う事は「似てる」と言うよりも、サラセ二アンの回の脚本を使い回ししてるとしか思えないのですが、どう言う経緯でこうなったのかは謎です。
それにしても、脚本だけでなく、ライダー登場の場面や、その他諸々の演出まで、ソックリな点が多いと言うのは、更に意味がよく解りませんね。
この2つの放送回は、ホント謎だらけです。 (´へ `;) う~~ん