先週日曜日、茨城の石岡近辺で実施された、第5回筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおかに参加してきました。
気づけば、第1回から全て出場しており、第1回のミドル(48キロ)を除き、ロング(75キロ)では4回目の出場となりました。
まだ、夜が明けきれていない頃、ブロ友さん達と合流し、談笑しているうちに明るみだし、ついにスタートの5時を迎えいました。

前泊したホテルで寝つきが悪く、睡眠はあまりとれませんでしたが、レース中それ程気になりませんでした。
天候には恵まれ、夜明けとともに見事に晴れ渡り、走っていて心地よい程でした。
前半35キロまではロードで、そのうち後半はアップダウンの激しい道となります。
いつもは、ロード部分は坂道でも歩かないようにしていましたが、今回は体力を後半戦に備えるべく、積極的に歩くようにしました。
そのためか、35キロ地点には去年より若干遅めに付きました。

第1関門 35キロ地点
到着8:53(去年8:44)
出発9:00(去年8:57)
関門11:00(去年10:30)

第一関門を過ぎると、トレールの部分になりますが、ここから第2関門の洗心館跡までが私が一番の試練と感じている区間です。
前体会から変更になったコースの部分で、水分補給が難しいところです。
今回は特に喉の渇きが激しく、途中、ロードの登りの区間で道路わきの壁で、苔の表面を垂れてくる湧水を思わず飲んでしまいました。(排水だったらどうしよう。。)
それでも、無事なんとか、洗心館につきました。

第2関門洗心館 48キロ地点
到着 11:45(去年11:35)
出発 11:58(去年11:39)
関門 13:30(去年12:00)

今回は、前大会より関門が緩く、ゴールは1時間程伸びました。
一方、私のペースはいつもとほとんど変わらず、関門まで余裕があり、すっかり安心してしまいました。
このことが、後半戦をガラッと変えることになりました。

第3関門板敷峠 54キロ地点
到着 12:53(去年12:32)
出発 12:58(去年12:39)
関門 13:45(去年13:00)

板敷峠を過ぎ、一度平地に降りた後、私の一番のお気に入りの区間がやってきました。
ロードの長い登りの区間で、多くの選手が、歩いているところを、走ってごぼう抜きできる部分です。
トレイル部分ではほとんど抜かされっぱなしの中、一瞬ですが唯一優越感に浸れるところです。
しかし、今回は何ということでしょう。ほとんど選手が見当たりません。
抜かす相手がいないと、不思議なことに走る気が起こらず、ひたすら歩き通しました。

そうこうしているうちに、余裕と思っていた第4関門の一本杉の関門が危うくなっていることに気づきました。
急いで、燕山を登り、一本杉を目指しました。
加波山を下り、丸山を過ぎて関門が迫ってきた頃、木々の先からスタッフや選手の声が聞こえたときはホッとしました。
なんとか間に合いました。

第4関門一本杉 65キロ地点
到着 15:18(去年14:42)
出発 15:29(去年14:52)
関門 15:30(去年15:00)

関門ギリギリのスタートとなっていますが、それはとある方を待っていたためです。
(正確に言うと、待つという名目でゴールに備え、十分な休憩を取ってました。)

一本杉を過ぎたところにある足尾山を超えると、いよいよ下りの区間。
ロープをつたって降りてくる急斜面ですが、今回やけに長く感じました。

平地に出た後、終盤の川沿いのあぜ道に入ると、走ったり、歩いたりのくり返しでした。
とうとうゴールまでやってきましたが、関門が1時間伸びた分、ゴールも見事1時間(以上)遅くなってしまいました。

ゴール(75キロ)
到着 17:40(去年16:21)
関門 18:00(去年17:00)

記録
12時間39分14秒
75キロ(ガーミン計測73.7キロ)

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天候にも恵まれたにもかかわらず、前大会よりも大幅に記録が落ちてしまいましたが、いかに関門ぎりぎりまで楽をしようと体が無意識にしているかわかりました。
これ以上の記録向上を目指すためには、自分に鞭を打つ練習をしないといけません。

おっと、現時点でエントリーしているレースは何もなくってしまったのでした。
1つもないのは久しぶりかもしれません。
当分、鞭を打つ練習はしなくてすみそうです。