昨日土曜日に川の道の下見を実施してきました。

既に川の道は今年のGWに254キロの部(小諸~新潟)を完走しており、また昨年のGWに個人的にフル全コース(葛西臨海公園~新潟)を試走済みです。
しかし今回下見をしたのは、今年の大会で峠越えの部分が未制覇のぶどう峠に変更となったためです。
太平洋側から日本海に及ぶ川の道で必ず避けられない峠越えの部分があり、峠の状況によりコースが度々変わるのです。
来年の大会でどの峠になるかわかりませんが、どれになってもいいように下見してきました。

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もともと下見は先週予定してましたが、台風接近のため延期しました。
生憎この週末も台風の接近となりましたが、来月は国際マラソンの準備もあり、また12月は冬季閉鎖となるので雨降りしきる中、強行しました。
夏のうちに実施しておかなかったのは失敗でした。

下見をしたのは、酷道299号から十石峠方向とぶどう峠方向に分れるところからで、上野村ふれあいの館(群馬県)付近です。
(ここまでは、電車、バスを乗り継いで来ました。)
11:30分頃、下見を開始しましたが、ちょうどこの頃から雨が降りだし、以降止むことはありませんでした。


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開始直後、コースが工事で通行止めになってました。


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いきなり下見を断念せざるを得ないかとヒヤリとしましたが、予定していたコースから1キロ程の迂回で済みました。

山は紅葉が始まりかけていました。


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今回の下見は51キロの予定で、その日のうちに終電に間に合うことがミッションだったので、のんびりしている暇もなく、ひたすら登り詰めました。
おかげで、予定より1時間程早く14:30頃、ぶどう峠(標高約1500m)に達しました。
距離にして約15キロ、標高差は約900mでした。


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標高が高く気温が低い上、冷たい雨の中、写真を撮るのも一苦労でした。
あとは、下りがあるのみでした。
終電のこともあり、もくもくと走りつづけました。

25キロ程で、見慣れた風景が!
千曲川とそれにそって小諸へ向かう国道141号線です。ついに、従来のコースに復帰したのです。


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これで下見が必要な部分は完了ですが、終電との闘いは続きました。
まだ、この日の走行距離が40キロ弱だったからです。
ひたすら千曲川沿いに国道140号を突き進みました。
佐久穂町辺りで、めでたく終電の1つ前の電車まで余裕があるうちにノルマの50キロ越えとなりました。

走行距離:約52.1キロ
走行時間:約7時間40分

雨降りしきる中でのぶるぶる震えながらのランとなった分、新幹線の温もりの中でのくつろぎは至福の一時でした。

今回の峠越えは、体が最もフレッシュな状態でのものでした。
しかし川の道本番では200キロ程到達した辺りで、体もかなりダメージのある状態になっているはずです。
果たして、無事越えられるか、心配になってきました。
その前に、峠に達するまでにリタイアとならないようにしないと。。
あと、エントリーも頑張らないと。。