昨日、日曜に茨城県の石岡市近辺で実施された第4回筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会記に参加してきました。
筑波連山は第1回目から全て参加しており、今回参加したロングの部は3度目となりました。

今回は、前泊の宿の手配に苦労しました。
今まで利用していた会場の近くの宿が、今年から営業しておらず、少し離れた石岡駅近辺の宿を使うことになりました。
今までの宿からは会場まで歩いて10分程度で行けたのに、今回から石岡駅からのシャトルバスに乗る必要がでてきたことは、早朝5時スタートのレースでは大きな痛手でした。

テネシーさん、ちんちくりんさん、かずさんとも無事合流し、空が少し明るみかけた頃、いざスタート!
目標は特になく、制限時間の12時間に余裕なくらいで完走できればいいと思っていました。
何度も参加したこともあり、緊張のかけらもなく、足を進めていきましたが、後で痛い目に合うことになるとは想像すらしていませんでした。

ロングの部の約70キロ強のコースのうち、前半35キロまではロードで、特に大きなトラブルもなく進めました。

第1関門 35キロ地点(去年も35キロ)
到着8:44(去年8:47)
出発8:57(去年8:58)
関門10:30(去年10:00)

第1関門ではシューズの履き替えが可能でしたが、例年通りシューズの履き替えはしませんでした。
これからの、山道に備え、リュックに収めていた長ズボンを履きましたが、これは失敗でした。
雑草が足に当たったり、蚊に刺されるのを避けるためのものでしたが、気になるほど草は伸びておらず、また前年、一昨年のようなぬかるみも無く、ただ暑いだけですぐ脱ぐことになりました。

第1関門を過ぎ、異変が起き始めました。
第1関門と第2関門の間に今回コース変更があり、5キロ強迂回したコースとなっていましたが、予想以上に時間がかかってしまいました。
慣れた大会なだけに、関門時間をチェックしてなかったのが災いとなり、第2関門に到着したときは貯金が30分切っていました。

第2関門洗心館 48キロ地点(去年42キロ)
到着 11:35(去年11:01)
出発 11:39(去年11:09)
関門 12:00(去年11:30)

第3関門までは吾国山を一登りした後、ロードを下るだけだったので、順調に進み、少しは貯金を増やせたかと思いましたが、変わらず終いでした。

第3関門板敷峠 54キロ地点(去年48.7キロ)
到着 12:32(去年12:07)
出発 12:39(去年12:14)
関門 13:00(去年13:00)

第3関門板敷峠を過ぎると、いよいよ登りの区間となり、関門に合うかも微妙な事態になってきました。
前半は長いロードの区間。
ここはお気に入りの区間で、みんな歩いているところを走ってごぼう抜きしました。(今年はカウントして15人)
後半は、燕山、加波山、丸山の登山部分になります。ロードを抜け、燕山まで高低差約300m登り詰めますが、その後は尾根線沿いなので、加波山、丸山では前後で多少上り下りがある程度です。
根気を詰めて登ったせいか、第4関門の一本杉にも間に合いました。

第4関門一本杉(65キロ)(去年59キロ)
到着 14:42(去年14:33)
出発 14:52(去年14:50)
関門 15:00(去年15:30)

しかし、余裕がないことには変わりありませんでした。
しかも、エイドで休んでいる間に、スタッフの間からなにやら恐ろしい会話が聞こえてきました。
「そろそろスイーパーの準備を!」と。
関門の15:00からゴールに向け、スイーパーが走るようでした。
スイーパーに追われたら一たまりもないので、そそくさとエイドを発つことにしました。

後は、足尾山に向け、少し登った後、下りがあるのみでした。
疲れも忘れ、ひたすらロープをつたって急斜面を降り、ついに最後の約5キロのロード(畔道含む)の区間に戻ってきました。
ペースを上げた甲斐もあり、関門には少し余裕がある状態で、しかも今年より距離が短かった去年よりも早くゴールができました。

ゴール(75キロ)(去年70キロ)
到着 16:21(去年16:31)
関門 17:00(去年18:00)

記録
11時間20分48秒
75キロ(ガーミン計測:70.9キロ)

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こうして、関門に追われながらもなんとか完走でき、目標がなかった割には喜びもひとしおでした。
実は、関門時間の設定、茨城県知事選の影響で、当初の予定より30分早くなった経緯がありましたが、ここまでシビアになるとは思っていませんでした。

反省点もありました。
まずコース変更になった部分を下見していなかったこと。
下見はしなければいけないとまでは言いませんが、一度試走していたらかなり展開は変わっていたと思います。
第2に時間と進行具合(あと関門も!)をあまりチェックしていなかったこと。(これは下見していない場合は当たり前のことですね。。)
むしろ、こちらが大きいかもしれません。
来年は、もっと余裕を持って進みたいと思います。