今週の月曜の代休を利用し、先週の土曜から3日間にかけて、尾瀬に走りに行ってきました。
「~に走りに行ってきました。」はもちろん私のブログでは自宅からを意味しています。
行程約200キロ。目的地の尾瀬沼は群馬県と福島県の境にあり、埼玉県と群馬県の2県をまるまる縦断するコースとなりました。

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地図のとおり、コースのほとんどは国道17号線。
群馬県の沼田までただひたすら北上しました。
まず、上尾。

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次に鴻巣。

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おまけに熊谷も。

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幹線道路なので、まず迷わないと思いきや、熊谷バイパスで歩道が見つからず、どうしても先に行けないところがあり、30分以上ロスしてしまいました。
それでもめげずに上武道路(これも国道17号の1つ)に入り、なんとか利根川を超え、群馬県に突入できました。

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まだ眠気が本格的に来てませんでしたが、ちょうど利根川を超えたところに道の駅(おおた)があったので、仮眠をとりました。

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2日目もひたすら17号を北上。
前橋を過ぎたところから17号は利根川沿いのコースとなりました。

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渋川でも、力強い応援がありました。

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次第に国道17号は酷道と化し、こんな歩道もないところもありました。
うかつに車から右に避けようとしたら崖の下まで真っ逆さまです。

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沼田でやっと17号から逸れ、日光方面へ続く120号に入りました。
とうとう尾瀬の名前が標識に現れました。

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あと46キロ。もうちょっとです!
沼田市内で再び長めの仮眠をとり、ついに尾瀬に向かう山道へ入って行きました。
市街地を抜ける直前、こんなところまで力強い応援が!

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国道と言っても、民家がほとんどなく、こんな暗闇が続きました。
暗闇にはだいぶ慣れましたが、ヘッドライトを一瞬消してみると周りに吸い込まれそうになりました。

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尾瀬沼までの登山口である、大清水に到達する前にとうとう2回目の夜が明けてしまいました。
予定では未明に到達するはずでした。

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結局大清水に到着したのは9時過ぎで、残すところ尾瀬沼までの登山となりました。
しかし、終バスが意外と早く15:50となってました。
終バスは事前にチェックしてましたが、いざそれまでに尾瀬沼まで上がって降りて来ないといけない思うと、急に不安になりました。
走行距離が180キロを超えてましたが、疲れが一気に吹き飛びました。

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リサーチ不足か、尾瀬沼までの登山はかなり本格的なものでした。
大清水が標高1187m、コースの最高地点である三平峠が1757mなので500m強の高低差です。
それでもなんとか登りつめ、とうとう尾瀬沼が姿を現しました。

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水芭蕉もちょうど見ごろであちこちに咲いてました。

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さて、今回の一番のお目当てはこれ。

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ポストにうっすら写っている「田島支店」の文字。
福島県側の郵便局の管轄なので、紛れもなく福島県に到達したのです。
自宅からのランで福島県に行くのが一番の目的でした。
本当は福島県の標識のようなものを写しておきたかったのですが、終バスのことで頭がいっぱいで、とりあえず福島県の証拠としてポストを収めました。
結局尾瀬沼には1時間も滞在することなく、そそくさと下山にとりかかりました。

なんとか、終バスの15:50まで余裕があるうちに大清水まで下山でき、しかも2時前だったので集バス1つ前(14:07)にも間に合いました。
しかし、なんということでしょう。走行距離が199キロ。

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あと、1キロで200キロですが、バスまで10分程度しかありませんでした。
男のロマンで200キロにするか究極の選択に迫られました。
トイレやおみやげ購入等やることが沢山ありましたが、さんざん迷った挙句、トイレだけすませ、男のロマンを選択しました。
バス停の近くを行ったり来たり。。

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めでたくバスが到着する前に200キロ達成!
思い残すことなく、帰路のバスに乗り込むことができました。

走行距離:約200.1キロ
走行時間:約54時間36分

こうして今夏の目標の1つである尾瀬ランは見事クリアし、いよいよ来月は箱根駅伝経由自宅富士にチャレンジです。

内臓の疲れが川の道のときより酷く残ったのが不安材料。
もしかして川の道の疲れが気づいていないところでまだ残っていたのかもしれません。
だとすると今回のダメージも蓄積され、自宅富士のときはもっと酷くなる可能性があります。
ランは体が資本なので、自宅富士は無理しない程度で5年くらい腰を据えて取り組んだ方がいいかもしれません。