津軽海峡フェリーの「ブルーマーメイド」に乗船し、函館から青森へ向かいます。



「ブルーマーメイド」のお隣のバースに接岸中の「ナッチャンWorld」です。



反対側には函館山が綺麗に見えていました。



拡大しますと、函館どつくに定期検査のために入渠している、津軽海峡フェリーの「ブルーハピネス」が見えました。



「ブルーマーメイド」出港です。

「ナッチャンWorld」の右の建物がターミナルビルです。海側は三角形の構造です。



ちなみに陸側から見ますと、このような外観です。



「ナッチャンWorld」はオーストラリアの「インキャット」で建造された双胴船となりまして、船の下部の左右以外は着水していません。


「ナッチャンWorld」は、2008年5月に函館〜青森航路に就航した高速フェリーで、現在3時間40分で運航されているこの青函航路を最速で1時間45分で結んでいました。2007年9月就航の姉妹船の「ナッチャンRera」と共に青函航路は大変便利になりました。

しかしながら、燃料費が大幅に高騰し、燃費が1リットル8mであった本船は惜しまれながら撤退を余儀なくされ、同年10月に定期運航は終了したのでした。


現在、本船は、PFI法に基づき設立された「高速マリン・トランスポート」が保有し、防衛省により活用されており、本年1月の能登半島地震の際には、現地に出向き、災害対策本部としても活用されたようです。


また、以下のリンクにあるように、イベント船として利用することもできるようです。


ナッチャンWorld

https://natchan-world.com/index.html