8年前に亡くなった優しい父とは5年くらい一緒に会社経営をして、帝王学や経営自体のノウハウなど様々なことを学んだ。
父はJCやロータリークラブに所属しながら、会社を無借金で経営してきた実力者。父を知人はお金を稼ぐ能力が10万人に1人の逸材と高い評価をされていました。
父の経営の仕方はできる限り内部で行うモデル。
外注は極力使わず、スタッフ自らが多能工となって、全てをこなす。事務系の仕事でいうと法人の決算もアルバイトのスタッフが申告書を作成、税理士も社労士も全て無し。
これはこれで良かった。昔は今のようにやることもそんなに多くなく、簡単な仕組みでも売れたから。スタッフも経験や知識が増え、自信を持ってやれていた。
父が亡くなってから2年間は父のやり方そのままで経営をした。
時代に合わなくなることを予測はできていたが、初代が亡くなって2代目の当時30歳の若い経営者がいきなり改革を始めたらスタッフが引いてしまうことを当時私なりに理解していたから、2年間は改革に手を全く付けなかった。
父が亡くなって2年した頃、スタッフを集めて、「このままでいい?このままの会社を続ける?」と聞いた。
スタッフからは「変えたいです」との意思表示を得た。
そこで一気に改革を始めた。
まずは、それまで獲得した表彰状を床に並べて、過去の歴史を敬いながら過去と決別する儀式をした。その後、会社の壁や床を全てみんなで壊し、会社をスケルトン状態に。
そしてフルリフォーム。昔のコテコテの土建屋仕様の事務所から全く造園屋っぽくないカッコイイ事務所に変更。スタッフのユニフォームも建設業っぽくないカジュアルなものに変更。
まずは形から入った。
そして、事業内容もきちんとやったことが評価してもらえないと私自身考える公共工事からの脱却をはかり、「庭クイック」という植木のカット1本1000円からの格安スピーディーのお庭のサービスを開始。完全にBtoCのサービスだが、このサイトから大使館からの依頼など、かなりのBtoB案件も受注するようになり、造園業界では突出した存在になる。
そして、最近は外注をフル活用している。
今は事務スタッフを会社にゼロを目指して、全て外注化。
人の能力には限界があると思う。
正しい言い方をすると、人の能力には限りない可能性があるが、人が使える時間はかなり制約されている。
だから結果的に自分自身をのばす時間が足りない。
外注化は会社や自分自身の成長速度をあげる最終兵器。最終兵器というか必須アイテム。
父から学んだ方法は過去のもの。
過去から学んだ経験を今の時代に合わせて変えていく。
これが大切。
父のことは今でも尊敬している。大好きな存在で、常にあたまに父の存在がある。
だからこそ、父のやり方に固執せず、父を超えることで父に恩返しがしたい。
写真は8年前の父の死から2年後の会社をスタッフみんなで壊した直後の写真。土埃まみれで社長自らも解体に参加。
この決断があって今の会社がある。過去の自分の決定はいつもベストと信じて会社や自分自身を変えていきたいです。

感謝
庭クイック&庭時間 運営企業株式会社アイビー・ガーデン代表取締役 鈴木 俊
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