川本元気塾

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「絶対達成」  川本和久先生

 

 人間はフィニッシュラインを見た時に脳が止まる。終わったと脳が勝手に思う。

誰と競争するのか、相手と競争するのではなく、自分と競争する者だけが、ハイパフォーマンスを出せて勝てる。

脳は二つのことを同時にできない。大きな舞台では、なかなか力を発揮できない。場に呑まれる。他に気が行ってしまう。

人の才能はどこに何があるか解らない。優勝することは難しいが、困難を乗り越えるから面白い。高みにチャレンジして行くことの価値。難しいことをやらせる。失敗しても叱らない。笑い飛ばす。ネタにする。経験を積ますことで、人が育つ。

お前を勝たせるためなら何でもするよ。

授業が上手な教師は、アッと言わせるのが上手。問題を自力で解決させ、その喜びを味わわせる。偏差値40だった生徒が東大に入る。自分はイケる!と思っている。偏差値70まで上げるのに、その為にどうすれば良いかを考える。難しい、と思わなければ、何でも出来る。ただし、すぐにはできない。

絶対達成する!という気概、これが一番大切。ダメという前に、どうしたら可能になるのか、出来るかも、と考える癖をつける。いいねえ、凄いねえ、と相手を認めることから人間関係が始まる。

 

 

「勝利の方程式」   

 

寒い時に寒い、と言い、大変な時に大変だ、と嘆く子は伸びていかない。どんな環境でも、そこでやる!と思わないと、その与えられた状況の中で、困難を克服しようと思わないと、知恵が湧いてこないし、大成しない。
辛い練習が終わった時、やっと終わった。と思う子も伸びない。日々の辛い練習は、将来の大きな目標を達成する為の、一過程であることを理解し、その夢の階段を、涙を流しながら一歩ずつ上がって行くことで、高みに辿り着くことが出来るのである。
長期の明確な目標を持ち、腹の底から、よしやるぞ!と決心した人だけが、目標とするステージまで辿り着き、歓喜を味わえるのである。...
人はモチベーションを上げ続けることは出来ない生き物である。夢や希望を持たせることが重要。常にリマインドさせて、励まし続ければ、人は絶対に成長する!
人は失敗した時、至らぬ自分に気づいた時に、一番自分が変われるチャンスである。心が変われば体が変わる。人は願った通りの人間に絶対になれる!

全8回に亘る、川本先生によるセミナーが終了しました。アメリカに渡り、かつて9個の金メダルを取ったカールルイスの世界的コーチ、トムテレツに師事し、一地方の福島大学から、多くの日本新記録やオリンピック選手を排出し続けている川本先生に、人間の本質、スポーツの意味、スポーツの社会的役割、実に多くのことを教わりました。心から感謝致します。本当にありがとうございました

以前、力はあっても伸び悩んでいた選手が、自分のことだけでなく、人のことも考えられるようになってから、日本記録を何度も塗り替えた。とおっしゃってました。
何の為にスポーツをやるのか。
先輩を敬い、挨拶、返事、後片付けがキチンと出来る人間教育。この人間として、当たり前の基本をベースに、人格を兼ね備、どんな時にも物怖じしない、本物の強いアスリートになっていくのでしょう。かつて手の届きそうもない高い目標に向かい、くじけそうになる自分と闘い、耐えること、努力し続けることの素晴らしさを知ること。これがスポーツの価値である。