改めまして、今年はこれまでの経験や今感じていることを言葉、文字にし発信してゆきたいと思っております引き続き、どうぞよろしくお願い致します!
昨年は年末まで熱心な生徒さんが通ってくださり、改めて良いレッスンって何だろう?と考えてみました
音楽を教えるということは、単に技術や知識を伝えるだけではありません。予想以上にマインド(精神状態、心で何を思っているか)が演奏に影響したり、その方がどのような演奏を目標としているかによって、レッスンの役割も変わります。
「生徒さんの目標の共有」ということは大前提として今回は、私が考える「良いレッスン」の定義を3つのポイントに分けてご紹介します。
1. 現状を客観的に理解してもらう
上達するためには、まず現在の状態を正しく理解することが大切です。「今、自分は何ができていて、何が課題なのか」を知ることで、具体的な目標を持つことができます。しかし、自身の演奏を客観的に見るのは意外と難しいものです。
特に「どこが弾けないのか」は、演奏を弾き流してるケースが多く、「なんとなくこの辺」とは分かっているものの、具体的に何に躓いているのかを捉えられていないケースをよく見かけます。
そのため、まずは弾きにくい部分だけをピックアップし、生徒さんが納得しやすい形で現状を共有します。
2. 改善策を具体的に伝える
現状を理解しただけでは変化は生まれません。次に必要なのは、問題を解決するための明確な改善策を提示することです。
「もっと練習してね」や「こうだよ!」(→と講師が弾く)だけでは生徒さんは何をどう頑張ればよいか分かりません(が、意外にこういうレッスンは多い⁉️)
例えば、上手く弾ける時に手首の角度がどうなっているか?身体や呼吸の使い方はどうなってると良いか?楽譜の読み方が正確だったか?解釈は?などより噛み砕いて解説します。
また「リズムが乱れがちだから、メトロノームを使ってこのフレーズだけを正しく10回繰り返してみよう」というように、自宅での練習に繋がる具体的な弾き方を提案することも意識しています。
3. 改善策が伝わっているか確認する
最後に重要なのは、提案した内容が生徒さんにしっかりと伝わり、理解されているかを確認することです。こちらがどれだけ一生懸命に教えても、生徒さんに伝わっていなければ意味がありません。
例えば、改善策で実際に弾いてもらう際にも「さっきの弾き方と何を変えたら上手くいった?」と生徒さん自身に確認させたり、フィードバックを聞くことで、より深く理解を促すことができます。
コミュニケーションを重ねながら、双方向のレッスンを心がけることで、生徒さんにとっても成果を実感しやすくなります。
おわりに
「良いレッスン」とは、生徒さんの現状を正しく理解し、適切な改善策を提示し、それが確実に伝わるようにサポートするプロセスです。この3つが揃えば、生徒さんにとって有意義な学びの時間になるだけでなく、成長を実感できるレッスンになります。
来てくださる生徒さんにとって、レッスンの時間が、かけがえのない時間になることを願っています。今年はリアルレッスンも空き時間のご案内、そしてオンラインレッスンを再開する予定です。ご興味ある方はLINEに登録してください💓
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ご感想などのコメントも是非してくださると嬉しいです‼️現生徒さんからのコメントも是非(笑)それでは、また