禅道会で黒帯を取る方法3

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こんにちは禅道会東京支部長の西川です。

さて前回、私が黒帯を取得するまでの経緯を書かせていただきました。

 

しかしこの話には前後することがあるんです。

 

黒帯取得するための秘訣に繋がる話です。

 

私は黒帯を取る前に、それまでやっていたバーテンダーの仕事を辞めて空手一本で食べて行くことを決意していました。

 

確か店を辞める3ヶ月前にお店の社長に話をしていました。

 

もう取るって決めていたのです。

 

だからどんな方法でも取らなきゃいけなかったのですね。

 

そしていざ黒帯を巻いてから、やはり全日本チャンピオンって肩書き欲しいなと。

私はすでに空手に専念できる環境を作っていましたから、前年以上にめいいっぱい稽古する時間を手に入れていました。

 

年齢的にはもう35歳になってマスターズと呼ばれるようになりましたが、実力はどんどん上がっていきます。

 

その年の全日本大会でマスターズ81kg以下級で優勝、さらに翌年柔術検定Aクラスを取り全日本でマスターズ2連覇をして二段を取得、今度は指導員育てたいなと勢いで常設道場まで作ってしまいました。

 

ここの時の話はまた、いろいろとあったので機会を見て書こうかと”自分で同好会、道場を作る方法”、、、、まあそれはいずれということで。

 

それで、ここからが本題の黒帯取得のポイントです。

 

これから禅道会の一般道場生で黒帯を取りたいという人は、ぜひ参考にしてください。

 

またこれは禅道会空手で黒帯と取るということだけではなく、”人生で黒帯を取りたい人”にも十分に応用が効く話です。

 

私はこの方法に運よく気がつけたので、10年以上も好きなことだけやって生活できているんです。

 

これは正直道場生にもこの話は、あまりしていません。

 

なぜなら本来は稽古を通じて自分で気がつくことだからです。

 

しかし今回これを公表しようと思ったのは、空手の魅力はなんだ、武道の魅力ってなんだと考えた時にこの帯制度というのは他の国の格闘技には無い、日本発の武術、武道、格闘技の一番の魅力だと思ったからです。

 

そしてこの黒帯を取得して私はかなり人生変わりました。

 

それはぜひ伝えたいなと、、、

 

さて黒帯を取得する方法、三つにまとめてみました。

 

①先になってしまう、決めてしまう

②一人稽古を沢山する

③仲間を作る。

 

他にもありますが、この三つが上手くできる人はだいたい成功しているはずです。

 

では一つずつ説明していきますね

 

①先になってしまう、決めてしまう

 

私は入会した時点で黒帯を取ると先に決めて入会しました。”先に”ということこれものすごく大切なポイントです。

その時点で、なんとなくダイエットや健康志向、格闘技をかじってみたいという人と意識レベルで差がついています。

こういう思いになったのは、元々別の空手や格闘技経験の中で”黒帯を取るということをしなかった”という失敗が先にあったからです。

 

また先に指導者にもなってしまいました。これは運が良かったこともあると思いますが、やはり意識レベルが違うから任命されたのだと思います。小金井道場はわずか数人しかいなかったので、日下道場長が仕事で来れなかったり遅れて来る時には、号令をかけてやっていました。

まだ青帯8級くらいのときです。

仲間内で六本木同好会を立ち上げたのも黄帯のとき、小金井道場、六本木道場の道場長をやる話を受けたときもまだ緑帯。

空手で食って行こうと決めたのも、まだ茶帯の時、、、、、

全て先になっていて黒帯を取らなきゃならない状況にどんどん追い込まれていったという、、、、(笑)

「実力をつけてから黒帯になろうかな?」

では遅いんです。

 

だから3年という短い期間で黒帯を取得できたのだと思います。

そういえば最近黒帯になった道場生で、打ち上げの時に

 

「実は黒帯を取るために職場に転勤願い出して東京に移籍してきたんです」

 

という道場生がいました。そして黒帯取ったらすぐに田舎に戻っていった(笑)

 

また名誉段を先に取得した道場生もいました。少年部の指導をするのにカッコがつかないと、、、、名誉段というのは連盟に対して貢献してきた人が座学や心理学の資格を取って黒帯になる方法なのですが、刺繍の色が違います。

「絶対後悔すると思うよ、、、」

と止めたのですが、本人はそれで良いと。

そうしたらいざ巻いてみてやはり心に残るものがあったのでしょう、自力で黒帯を取ると一念発起して全日本予選、全日本本戦と準優勝、晴れて正式な黒帯を巻くことができました。

後から考えると、名誉段でも黒帯を巻いたことによって意識のステージが一つ上がったのですね。

 

ステージが変わるということは、次元が変わるということです。

 

今まで見えなかったものが見えてくる、会えなかった人に会えるようになる、当然考え方が変わってきます。

 

そう黒帯を取ると決めた時点で次元が変わっていきます。

 

時間が過去から未来に流れていたものが、未来から過去に流れて行くのです。

 

 

②一人稽古を沢山する

 

この話はどこの空手団体でも「基本稽古、型」が大事と言われていて、しかし実際は軽視されている問題です。

 

「えーー、スパーとミット沢山やったほうが強くなるじゃん!!」

 

誰しもが思うところだと思います。

 

これは空手道の本質、禅道会空手の本質を理解していない指導者、道場生が多いからだと思います。しつこいですが、私はここをほとんど教えていません「そこに気がつけよ!!」と心の中でいつも叫んでいます(笑)

 

空手道というのは琉球王国の唐手、唐の手いわゆる中国武術が発祥です。

唐手も中国武術も、元々は秘密裏に家元制度のもとで型が伝達されて来ました。身内や地域の人間の身を守るものですから、技術情報が流出してしまうと危険に身をさらしてしまいます。

 

だから秘密裏に、しかも高額な授業料を取り伝達してきたわけです。今流行りのRIZAPのパーソナルトレーニングと一緒です。

 

それをさらに大勢の人を効率良くいっぺんに教えるシステムに変わって、伝達しやすいように大きな動作でわかりやすい体の使い方になって変化していったのですが、どちらにしろその型というものがなぜあったかというと、一人で練習するためのもの、一人用ドリルなんです。

 

自分の体と会話する稽古(内観)をひたすら続けることで、体の隅々まで意識がまわるようになります。だから体が自由自在に動くようになるんです。

 

さらにストレッチと補強の筋力トレーニングを加えることで、柔軟性モビリティーの足りなさやパワー不足を補う。

 

まあ補強の筋力トレーニングは後述する”仲間を作る”の方に属する方法でもあるのですが、少なくても、ストレッチ、基本稽古移動稽古は一人でやった方が効果は高いのです。

 

型を教えて、それを一人で練習させておいて、指導者が、団体稽古や審査会で動きを見て本人自ら気がつくよう指導して直して行く、、、

 

これが本来の空手の稽古スタイルでそれは何千年と続いている、強者を作り出す武術のメソッドなのです。

 

また禅道会空手も元々の発祥は、小沢首席師範が大道塾時代に大学卒業と共に東京から長野に戻り、練習相手が欲しいというところから支部を開設、そして独立した団体です。

 

当時は練習相手を探すのも苦労されたと思います。

 

ですから自ずと、一人稽古される機会が多かったでしょうし、今でも東京に来ると一人で黙々と稽古、補強運動をされています。

そういう歴史的ベースがあるからこそ、禅道会の稽古体系は基本稽古移動稽古が大切だという理論になっているのです。

 

その禅道会の黒帯を取得するのに、その本質を体得していなければ免許皆伝とはいかないですよね、、、、、

 

塾だって学校だって授業を受けていれば勉強ができるようになるわけではないでしょう、イチローも松井もバットの素振りを毎日欠かさずやっていた、、、、一人で予習復習をやれる人間、もっというと自分なりの一人勉強の方法を確率している人間が優秀な成績を収められるのは必然なのです。

 

 

私は小金井道場の稽古が週一回しかなかったので六本木同好会を作ったのですが、それでも週二回しか対人の稽古ができなかったので体育館を個人利用で借りたり、時には夜中公園で(人がいたら恥ずかしいですもんね)と縄跳びストレッチ基本稽古移動稽古、寝技の基礎動作、補強運動(腕立て腹筋背筋懸垂)と、本部の壁に貼ってあった一人稽古メニューをひたすらやってました。

 

そのおかげで人の動きや見ればすぐに、どこの動きがおかしいのかとか、わかるようになりましたし、動画で技術を見ると一回見ただけでだいたいはできる能力、相手がどんなに強そうだろうが相手の情報に左右されずに自分の組手を貫けるということを身につけたのです。

 

もし強さに秘密や秘伝があるならここなんです。

 

ましてや今じゃスマホで動画を簡単に取れる時代ですからね、そういったテクノロジーも使えば今ならもっと効率よく身につけられるかもしれません。

 

また最近指導者向けに、禅道会の稽古体系を有料動画で観れるようになりました。→こちらをクリック

 

お金をだすのはちょっとという人は以前私が作った禅道会東京支部チャンネルがあります→こちらをクリック

 

こういうものを利用して勉強、研究すると良いでしょう。

 

③仲間を作る。

 

一見②と相反することに感じるかもしれませんが、この一人稽古と仲間を作るという二つことは両輪です。

 

一人稽古だけをやっていて、対人の感覚を養わずに強くなるのは不可能です。

 

「基本稽古移動稽古だけやっていれば良い」

 

という話ではありません。

 

ただ対人稽古は他者とコミュニケーションを取って楽しいので言わなくてもやるでしょう、地道に一人稽古をやるという方がしんどいので強調して伝えられているに過ぎません。

 

また昔の琉球では稽古メニューに組手というのは無かったそうです、そりゃそうですよね、師匠とサシで練習していたわけですし、目付きや金的蹴り、関節蹴りなど、現在の試合では使えない危険な技ばかりです。

 

だからカキダメシと言って街で喧嘩を売って腕試しをしていたと、、、、

 

現代でそんなことやっていたらすぐに社会から抹殺されてしまいます。

 

ですから当然組手で技を試したり、ミットを持ってもらったり、寝技の乱取りを一緒にできる信頼できる仲間が必要なんです。

 

中にはいろんな道場に出稽古行って強くなるひともいるでしょう。

 

そういう人は、いつでもどこでも仲間を作ることが得意な人です。

 

ですが、みんながみんなそんなにコミュニケーション能力が高いわけではないでしょうから、まず一つのコミュニティー内できちんと自分のポジションを取ることができなければいけません。

 

武道に礼儀作法が必要な理由の一つはそこにもあると思います。競技に強くなるだけでなく、本当の人間としての強さを身につけるにはコミュニケーション能力は必要なのです。

 

また仲間と一緒だとしんどいことも乗り越えやすいですよね。補強運動や筋力トレーニング、息上げが苦手な人は仲間でやったり、トレーニングパートナーを作れば良いんです。

 

稽古終わりに「一緒に筋トレやらない??」と周りを巻き込む、人間3ヶ月続けば習慣性が生まれますからそれまでの間でも仲間と一緒にやった方が効果は高いはずです。

 

SNSにトレーニングしてるところや、マッチョな自撮りをしている人たちいるじゃないですか?

 

あれをただ筋肉自慢だと思っている人は大間違いです。

 

ああいう人は仲間を作るのがうまいんです、

 

自分発信して他者と繋がることで仲間を増やして行く、そしてさらにトレーニングのモチベーションを上げたり最新の情報を得ていきます。

 

ただ一人稽古にのめり込み過ぎても、仲間との対人稽古にのめり込みすぎても両方とも弊害はあります。

 

一人稽古にのめり込み過ぎて、自分のコミュニケーション能力の低さに目をつぶり、武道の達人ぶる人、いますよね?

 

まるで悟りを開いたかのごとく仙人のようなことを語ってみたり、、、これはいわゆる禅病と呼ばれるもので座禅やメディテーション、ヨガの世界ではよく言われることで、現実世界とどんどん乖離してしまいます。

 

そういう場合師匠に当たる人が徹底的に禅問答をしてその考えを潰さなきゃいけません、そう一人でひたすら修行するこちらの世界でも師匠という最低限の他人とのコミュニケーションが大切なのです。

 

そして何より対人稽古は怪我のリスクが高い、ましてやプロ選手ではなく、一般の仕事や学校に通いながら稽古している人たちですから、別のところでストレスや疲労を抱えて来るわけです。

 

その上で毎日毎日対人稽古ばかりしていたら、疲労が抜けずに集中力が切れ、怪我をしてしまうリスクが上がってしまいます。

 

怪我に偶然はありません、実はその奥底に必ず原因があります。

 

そこに気がつかず怪我を相手のせいにする人がいますが、コンディションを普段から整えておけば未然に防げるものなんです、こういう人は一人稽古が不足していて内観力が鈍いとも言えます。

 

ですので対人稽古は、専門家だったり体が丈夫で暇な若い子でも無いかぎり週2〜3で十分、あとは一人稽古を継続するというのをベースにするのが一般の人ならベストだと思います。

 

そのベースがあって試合前など追い込み時期に対人稽古の量を増やしたり、また試合後は減らしたりペースをコントロールしていけば良いでしょう、ようはバランスです。

 

 

どうですか?黒帯を取る方法、すこしは参考になったでしょうか?

 

「いやこういうやりかたの方が良い」

 

と思う人がいたらぜひ教えていただきたい、なぜならまたそこで私は勉強になりますから。

 

まだ他にも秘訣はあります、まあそれはまたこちらのBLOGで書きますので、ぜひ読者登録していただくか、うちの道場に入会してください(笑)

 

武道の修行過程は、守破離、師匠のいうことを守り、師匠の間違いに気がつき、そして独り立ちしていく、、、

 

この守の部分が短すぎたり、またずっと師匠に依存していたりして、どちらも一流にはなれません。

 

一流というのはその人独自の流儀を見つけれる人のことです、同じやり方の人がいればそれは二流、三流ということ

 

ぜひみなさまには一流の黒帯になっていただきたいです。

 

 

 

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