ずっとありかとう~真山りか生誕ソロライブ「まやまにあ」 | キミへの想いはなないろ

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これからも、君とここにいる日々

「真山推しだけじゃないでしょ?みんな、無理しないでペンライト紫にしなくてもいいから。好きな色上げていいんだよ?」

そういう前振りで始まった「サドンデス」。ステージ後方のスクリーンには、メンバーカラータオルを下げ、その髪型まで真似た真山さん映ります。そして一言発した後に、「安本推しOUT」「柏木推しOUT」と消えていきます。最後は真山さんが残るとして、ふと思いました。

りななんはどうなるんだろう?袖にされたら嫌だな…でも真山さんなら…。

2階にいたので1階の様子はよく見えます。黄緑がオレンジが水色が、1つ1つ光が消えていく中で、1階にいる「青」たち。どうなるんだろう。一抹の不安と期待。そして間奏明けに映ったのは、青いタオルを下げた真山さん。しかも髪型がサイドポニーテール!

 

「りななん!りななんもりったん!」「松野推しOUT」

 

救われました。本当によかった。2階ですし、ペンライトを持っていなかったので、特に何かするわけではなかったものの、OUTを食らって喜ぶ自分がいました。

 

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全体として、上質のエンタテイメントという言葉がふさわしいライブでした。

前半の可愛い衣装、後半の格好いい衣装といい。セトリも様々。「蛍の光」で始まるなんて予想外。それに続く「春の嵐」はずっとソロで聴きたかった歌なので感慨もひとしおでした。カバーは初めて聴きましたが、その歌詞の内容、メッセージ性に胸が熱くなりました。エビ中はまさに、だってアタシのヒーロー。

「君のままで」も安本さんとはまた違った感じでよかったです。

 

「今年は色々な別れがあった。プラスの別れもあるし、これから迎えるものもある。昔は別れに対して怒りの気持ちもあったけど、今は素直になれている。だって、さよならやバイバイを言えるのが本当は幸せなことなんだって。…次に歌うの分かったでしょう」(大意)

 

松野さんであり、マネージャーであり、次に迎える廣田さんのことを指していると思います。松野さんのファンとして思うのは、お別れに際して直接会ったり、言葉を掛けられるのはとても幸せなこと。そういう場を与えてくれるのはありがたいことだと。私自身、春ツアーからずっと感じていたことを真山さんが代弁してくれて、だからこそ「さよならばいばいまたあした」は今まで以上に響きました。いつもどおり歌い出しの優しい感じにも魅了。

 

「ポップコーントーン」

2017年のライブ納め。1年に最後に聴いたのがこれでよかった。かねて何回も言っていますが、「どんなに頑張っていても あなた見ていてくれなきゃ いつまでも踏み出せなかった ずっとありがとう」「だから私はあなたのこと 永遠に忘れないから あなたも私を 心の隅においてて」で泣きそうになります。今回は辛うじて涙を睫毛で止めました。

真山さん(メンバー、スタッフ)からの感謝の意と捉えていますが、それはファンも同じ。お互いがそういう関係である歌詞に思えてきます。1年の最後にこれを選んだ真山さん、素晴らしい。

 

昨年と同じく、基本的にソロコンはその推しが満足すればいいと思っていますが、真山さんは他推しまで巻き込む術を知っているというか、とにかく会場全体を楽しませるのがうまい。佳きエンタテイメント。2年連続で、いいソロコンを見させてもらいました。

 

21歳の1年が素晴らしいものになりますように!!!

 

 

真山りか生誕ソロライブ「まやまにあ」

in  マイナビBLITZ赤坂

M.0 mayamature(?)
M.1 私立恵比寿中学の日常(Epilogue):蛍の光(Demo)
M.2 春の嵐
M.3 シンガロン・シンガソン
M.4 だってアタシのヒーロー。 / LiSA
M.5 君のままで
M.6 サドンデス
M.7 Shen-Shen Passion Night
M.8 PURPLE LOVE / 春奈るな・真山りか
M.9 39クラブ / 下北沢ダイハード
M.10 老醜ブレイカー
M.11 イー・アル・サディスティック
M.12 Thanks! Merry Christmas K
M.13 さよならばいばいまたあした
M.14 Liar Mask
En.1 蜃気楼
En.2 ポップコーントーン