豚腸があるので香腸＝中華ソーセージです。

中秋節に台湾では家族揃って屋外バーベキューするのが大定番。

台北市内では今は決められた場所でしか出来んのかな？？

自身が留学してた時はみんな家の前に出て焼いてました。

一人暮らしの留学生には無縁な事。

窓を開けてたので家々から焼ける炭火焼の肉が・・

ものすご～～くエエニオイで美味しそう。

その時は何故か我慢出来なくなり炭火焼きの屋台で絶対肉類食べる～～

となってしまいました。

まあ、台湾で若者の集まりエリアなら何かしら必ず炭火で焼いてるし、

臭豆腐の専門店以外は肉系は必ず置いてます。

この時たまたま目に入ったのが香腸の炭焼き。

台湾ソーセージですね。

ハッキリ言って自身はコレが大の苦手。

白酒の独特な香りと激甘で脂もコッテリ、、というのが理由です。

が、、その時は肉系の炭火焼＞＞＞＞＞＞＞香腸の味、

即決でした。

どうやらタレを色々と選べるよう。

で、巧克力（チョコレート）という文字を発見＠＠！

さすが台湾人やなぁ。肉にチョコレートってエエんちゃう？

気になったらその場で食すのが鉄則（笑）。

注文したら焼いてるおっちゃんも

お！巧克力（チョコレート）いくか？

さすがよく分かってる～～と好印象でした😆。

手軽な屋台なので巧克力（チョコレート）ゆうてもハーシーのチョコシロップ。

味は想像できましたしホンマに想像通りでした。

うん、美味しいし香腸独特の苦手な風味が丸くなってエエけど、

何しか甘いモンに甘いモンですぐ飽きるなぁ。。

特に合わせる必要ないかなぁ。。

炭火焼の肉類に気が済み、

更に香腸にも気が済んだのか

その後一切食べたいと思わず今に至ってます。

それが20数年経って再現してみようという気になるとは。

豚腸を見てる内に思い出し改めて味わってたくなりました。

とはいえ、自身の好みで肉は完全赤身で脂も澱粉も入れず、

そうなると角切りやったら食べにくいからミンチ状にしよう。

チョコレートソースもココアと砂糖だけで十分。

まさかの？！再現イザ開始。

材料は豚こめかみ肉筋脂取り（赤身塊なら何でも可）128g・

花椒粉小さじ1/3・胡椒少々・塩2g・砂糖5g・

中国大陸の白酒（40％以上）15㏄・水5㏄・ソーセージ用豚腸適宜、

ソース用にココアパウダー2g・砂糖3g・温水3㏄です。

まずはソーセージを。

フードプロセッサー等に豚こめかみ肉・花椒粉・胡椒・塩・砂糖・

白酒・水を入れてかなり滑らかになるまでかけます。

ここで硬かったら水（分量外）を少し足して回すといいでしょう。

絞り出しやすい硬さにしますんで。

冷蔵庫に入れ少し温度を下げます。

豚腸はよく水洗いし30分程水に浸けてから水を取り替え、

詰めるまで浸けておきます。

豚腸は乾くと扱いにくく破けやすいので必ず湿らせます。

ソーセージ作り専用の絞り袋に口金を入れ、

上記豚腸を先っちょをくくってからセットします。

絞り袋に豚ミンチを入れて絞り出し、

全部入れ終わったら腸をくくって3等分ぐらいにねじります。

空気が入ってしまった部分は金串で刺して抜きます。

そのままクッキングシートをひいた網にのせ冷蔵庫で一晩寝かせます。

あ、、ホンマは適温で風干しして少し硬くなるぐらいに干すのですが、

この季節さすがにそれはイヤなので冷蔵庫に入れました。

そして・・そこまで塩分も白酒も入れてへんので長期乾燥もイヤ。

翌日に茹でて食べる事にした次第です。

翌日、鍋にタップリ目の湯を沸かして火を止めソーセージを入れて

再び弱火にかけます。

そのままひたすら70℃ぐらいを保ちながら、

中までしっかり火が通るように茹で、

火を止めてから10分程蒸らしておきます。

取り出して更に冷まし冷蔵庫に2時間ぐらい入れて〆ます。

まあ、、弱火のまんまやったらこのくらいの温度以上にならんでしょう。

何しか皮が破けず中まで火が通れば大丈夫なもんで。

この間にソースを。

材料を全部よく混ぜ合わせるだけです。

ソーセージを5㎜ぐらいの斜め切りにしソースをかければ完成です。

あの時の味の記憶が蘇りました😁！

勿論、脂感は無く食感も違って甘味も控え目ですが、

花椒粉と白酒のおかげか基本的な風味はそのまんま。

こめかみ肉なので肉自体にしっかり味があり、

こんなソーセージにしてはしっかりある甘味と

スパイスに何より中国の白酒の風味、

これらが混然一体となるとホンマに中華ソーセージになりますね。

で、ここにチョコレートのソースがかかると・・

ほんまにこんな感じ～～！！です！

確かに美味しいんです。

チョコレートゆうても香料もミルクも入ってへんから

ナッツを合わせてたような香ばしさが際立ち、

それと甘めの豚肉が良く合う～～ちゅうヤツ。

西洋のんでもたまにナッツが入ってたりしますからねえ。

で、、だからゆうて是が非でも合わせて食べたいか？？

ゆうたら全然そんなことないし🤣🤣🤣。

あっても無くてもどっちゃでもエエ。

否、食べ進めていく内に甘さにウンザリしてしまい

3口目でもう要らん、となりました😅。

まあ、個人的な感想はともかく、

台湾風ソーセージをこんな風に手作りしてみるのはかなりおススメです＾＾

塩漬けの豚腸なら使う分だけ切ればオッケー、

西洋のんとは少し違ったソーセージの世界を

存分に楽しめますよ～。

台湾香腸 台湾風手作りソーセージ

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