今回の心に響いた「妙縁」のおかず。
見た目豆腐っぽいのですがドーム型になってるので
何かが違う。
気になったものた食べるべし。
ということで食べてみると・・ん?!大豆ではない。
でもどこかで食べたことのある味。
ええっと・・・ピーナッツ~~。
そういえば、台湾客家料理の本にピーナツ豆腐の作り方が載ってました。
食べた感じは正にそれ!
香菜と甘目の醤油「醤油膏」のお味が台湾らしくて美味しかったです。
ピーナッツと香菜と砂糖は鉄板の組み合わせですね。
肉メインの客家料理レシピで珍しく全素(ビーガン)メニュー。
なので素食のお店でも出てきたわけです。
作り方は杏仁豆腐と同じで胡麻豆腐タイプではありません。
なのでコッテリしすぎず、でもちゃんとコクというかしっかり味はあります。
材料は煎りピーナッツ75g・水125cc・昆布3*4cm1片・
昆布出汁(水でも可)125cc・粉寒天1g・香菜適量・醤油膏適量です。
煎りピーナッツは分量の水と昆布に一晩浸けます。
本来は生ピーナッツをふやかしますが、
台湾産のピーナッツを使いたかったので持ち帰れる
煎った殻付のを使いました。
翌日、昆布を取り除きブレンダーやスピードカッターで
浸け汁ごとピューレ状態にします。
あまり細かくしすぎないように注意です。
さらしの袋かガーゼを敷いたザルに中身をあけ、
しっかりと絞ります。
細かく挽きすぎるとここで上手く絞れません。
小鍋に粉寒天と昆布出汁を混ぜ合わせ、
混ぜながらしっかりと沸騰させます。
火から下ろし、上記ピーナッツの搾り汁を加えてよく混ぜ、
好みの型に流し入れてから固まるまで放置。
あ、、生ピーナッツを使うなら沸騰した寒天液に絞り汁を加え、
軽く火を通します。
いただく時に適当な大きさに切り、
香菜と醤油膏をかければ出来上がり。
お味はですね、、正にコレ!!
台湾で食べたのをほぼ完全に再現できました~。
ピーナッツの濃さが気になりましたが、
薄すぎず濃すぎずで大成功。
寒天の量も丁度良かったみたいで、
食感まで似てました。
いやあ、、作った本人がビックリの美味しさ。
適度な醤油膏の甘さとピーナッツの風味、
それに香菜がホンマにいい組み合わせです!
胡麻豆腐と違ってサッパリしてるのでタップリいただけます。
これが嬉しいわ~~。
自身、、胡麻豆腐って気持ち悪くなるから二口でアウトなもんで^^;
これから気温の上がる時期にツルンといただけるし、
案外ビールにも合うお味です。
ピーナッツのコクがしっかりしてるからかもしれません。
少々手間かな??でも日本で売ってる煎りピーナッツでもオッケーですし、
生ピーナッツが手に入ればそれはそれで良し。
これからの季節おススメのお料理でした^^