4月からお休みだったアートセンター大人教室が先週から再開された。当然恵比寿の版画ラボエビスは3月から休講となっており、東京には3月から行っていない。

 従って独断で作品制作を進めているが、指導を仰ぐべきところが多々ある。

 18日も色々迷いながら試し刷りをした。

 

 マツモトアートセンターギャラリーで、ここの講師をされている横山綾子先生の個展が開かれている。5月30日までとのことです。

 12か月の花が漆で表現されている。何故かなつかしさとシャープさが漂う空間だった。

 

 一週間前の写真だが、玄関に今年も石楠花が咲いてくれた。

コロナ疲れを少し慰めてくれた。

 

 

 3月15日(日)午後2時より、第99回アートカフェが開催された。

 今回は画家の宮坂了作氏をお迎えし、「松澤宥と私」という題でお話を伺った。

 

 宮坂氏は松澤宥と同郷の画家であり、学生時代高松次郎の私塾で講師として来られた松澤氏と初めて出会ったところから、御自身のアーティストとしてのあゆみ、アメリカから帰国後の松澤氏との交流等、結構赤裸々な体験をお話頂いた。

 また北澤一伯先生とも同世代にして日大芸術学部出身とのことである。モノ派の葛藤や松澤氏の「オブジェを消せ」という呪縛の周辺についてもお二人で意見交換があった。

 

 アートトーク後聴講者14名も交えてワインを飲みながら雑談タイムがあった。皆さん現代美術に関わる方ばかりで素人の私がここにいてよいのかと迷ったが、年の功で混ぜていただいた。

 

 最後は宮坂氏の「木遣り」で締めとなった。

 

 23日、山形村にあるアイシティーシネマに行った。

 そこで「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」を観た。

 

 以前アートカフェで千田泰広氏のレクチャーをお聞きした。ヨーロッパでの作品展示後、有名な建築物をこの機会に見ておこうと、レンタカーでの旅をお話下さったのである。

 そこで「シュヴァルの理想宮」を知ったのである。38年掛けて一人で作った素朴派の建築物は今も有名な建築物であり、観光名所でもある。

 

 偏屈な男の映画だろうと思っていたが、こんなに泣かせる映画だとは思わなかった。涙腺が弱くなってきた年代とはいえ心洗われる思いだった。役者の表現、演出、映像美、どれも素晴らしかった。

 ジャックガンブラン演ずる主人公。1日30キロを歩く仕事の後、帰宅してから10時間の作業。その驚異的身体性を若い時から老年まで見事に演じていた。

 妻役のレティシア・カスタ。私が理想とする女性像を見事に表現していた。LGBTが容認されてゆく社会では消えゆくイメージだと思った。

 

 

 

 

 2月21日(金)夜、マツモトアートセンターにおいて第98回アートカフェが開催された。

 毎月1回のアートカフェが北澤一伯先生の情熱によってここまで継続されていることに感謝である。

 

 今回は「プサイの鳥が羽ばたくとき 2」として以前レクチャーしていただいた長沼宏昌氏のお話をお聞きした。

 松澤宥の実家に保存されている膨大な資料整理を、写真家として担当されている長沼氏が、松澤宥の初期作品(「オブジェを消せ」以前のドローイング、オブジェなど)の多数の写真を見せていただきながら、松澤宥の業績についてお話頂いた。

 

 結びとして、まだメールアートなど多数の作家さんが関わった部分が手つかずであり、今後世界的なコンセプチュアルアートの黎明期の様相が、松澤宥の資料研究によってさらに明らかになってゆくだろうとのことだった。

 

 3月15日(日)には、さらに松澤宥についての研究者が登場しレクチャーして下さる予定だそうである。

 詳細はマツモトアートセンターまで。

16日(日)、東京へ

2月というのに暖かい。しかも雨だった。

特急あずさから見る景色は時々水墨画のようで楽しめた。

 

 先日のテレビ、日曜美術館でソウルライターのことをやっていた。

 どうしても見たいと思い、渋谷のぶんかむらミュージアムに足を運んだ。

 いつもは人でごった返しているので渋谷は敬遠しがちだった。しかし今日はそれ程でもなかった。雨に気を取られていたが、そういえば中国の方々の姿がないと気づいた。電車もいつもよりかなり空いていた。

 

 「ソウルライター展」はかなり楽しめた。テレビでやっていた編集方向とは違ったイメージを持った。

 私の銅版画制作の参考になる要素がありそうな気がした。

 午後恵比寿へ

 新しい作品を始める。

 エッチングの後アクアチントを施す。次回ここにリフトグランドを施す予定。