先日の企業研修での出来事です。
小売りファンシーショップグループのオリンピアさん。
昨年から店長研修を実施させていただいたいます。
午後2時から午後6時までたっぷり4時間の研修。
今年初めての研修のその最後に、
「何か質問はありませんか?」
「どんな質問でもOK!」
「むしろ、バカバカしいと思える質問に深い回答が飛び出すこともありますから、安心してどうぞ!」
とお伝えしました。
40名ほどの参加者、誰の手も上がらないかなと思われたその時、一人の女性店長さんが手を上げて質問していただきました。
「西村さんが、最近で泣いたのは、どんな時ですか?」
その質問に、グッと胸を突かれました。
胸にグッときたのは、実はその質問の内容ではありません、
その質問をした人、その人そのものにグッときました。
その方は、マスクをしておられ、時折咳き込み、
研修中の休憩時間には、机に突っ伏して、体調が悪そうでした。
その日の研修は、4時間という時間の長さもさることながら、
様々なことを考えていただき、グループで討議をして、
発表をしてという、負荷の高い研修でした。
研修中、私はその方の体力が持つだろうかと密かに心配していました。
その方が、研修の最終盤、これでほとんど研修が終わりという時間に、勇気を持って質問してくれた。
この研修が彼女の体調回復に役立ってくれたのではないか、
内面から元気を与えることができたのではないか、
そして、私のためを思って、そして参加者メンバーの為を思って手を上げて質問してくれた。
その姿に胸が熱くなりました。
そして、
私の、その質問に対する答えは、
「私、こうみえて泣き虫なんです。特に、ほめ達になってからは、今ももう泣きそうです・・・」
そして、泣きそうになった理由をお話ししました。
本当に目頭が熱くなってしまいました。
密かに、うるっとなってしまいました。
じつは、
密かではなかったようで、
アンケートに、私のウルっとに、もらいウルっときました!
という感想もいただきました。
講師冥利に尽きる瞬間です。
感謝!
在り難い!・・・本当の意味は、It's a miracle!