西池袋TKデンタルクリニックの武末です
当院は、歯科衛生士不足で頭を抱えてる歯医者さんが多い中で
常勤 非常勤ふくめ6名の歯科衛生士さんが在籍してくれてます。
これはユニット（診療台）3台でドクター1名というこじんまりした
歯科医院の中では、あり得ないほど恵まれたものです。
そんな6名の歯科衛生士さんの中には、私の妻も含まれてますので
もっとも付き合いの長い衛生士さんは妻になるわけですが、その次に
長くお付き合いさせてもらってるのが、前の職場である西新宿歯科ｸﾘﾆｯｸ
で出会った、木村さんです。
10年前の2011年 私が開業するときにもスタートからずっと非常勤として
勤務してくれました。
そもそもの出会いは1999年の12月
翌年の2000年の1月より私が西新宿歯科ｸﾘﾆｯｸに勤務をはじめるということで
その前年1999年の忘年会にお呼びいただき、その場で初めて木村さんに
お会いしました。
初対面にもかかわらず、そのまま２次会、３次会、、カラオケ・・・と
まあ意気投合したこともあり夜中まで盛り上がったことを覚えてます。
そこから私が勤務してた11年1ヶ月という期間、一緒にお仕事をさせて
いただきました。
そして2011年の開業時には、貴重なおやすみを潰す形で、それまでの勤務を
ほぼそのままにプラスして立ち上げから当院に勤務していただきました。
それまでのお互い、勤務してるもの同士という関係から、経営者であり
院長としての私という立場が変化してからも変わらずモノいうスタッフで
いてくれました。
一言で言えば 「姉貴のような存在」です。
そんな彼女から昨年後半あたりから、歯科衛生士の引退ということを
考えてることを相談されました。
当然のように、私は引き留めにかかりましたが、それがなんとか今年の
GW前まで という時期が限界でした。
そのため、今月4月をもって、木村さんがTKからいなくなります。
まだ実感がないのですが、これも現実です。
こんなコロナのご時世もあり、木村さん、スタッフとも相談した結果
当初の予定してた、どこかのお店での卒業式ではなく、来週の金曜23日
の診療後に院内でしっぽりと行う予定にしました。
すでに多くの担当の患者さんにはご挨拶をしてくれてますが、もちろん
すべて というわけには行ってないのが実情です。
正直私は今でも納得がいってません。
引っ越すわけでも、病気なわけでも、目が見えないわけでも、家庭の事情でも
なんでもなく、理由は彼女の引き際の美学によるものだからです。
山口百恵さんのマイクを置いて引退するイメージなんだと思います。
衰えを感じてからの引退ではないということでしょう。
だって歯科衛生士さんとしては、まだまだバリバリ仕事できてますから・・・
ありがたいことに、妻とは同じ陶芸という趣味でお世話にもなってますし
また、木村家と武末家の共通の趣味としてのゴルフもあります。
これからもきっとご主人ふくめ４人でまたゴルフに行ったり、食事をしたりという
機会はたくさんあるでしょう。
それがギリギリ心の支えですかね？
でも、やっぱりまだ納得いってませんけどね 笑
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