新年明けましておめでとうございます。
昨年は個人的にも、仕事としても大変素晴らしい年だったと振り返りながら
熊本の実家でゆっくりとお正月を過ごしました。
なにより嬉しかったのは、お正月に兄弟６人が揃ったこと。
私は６人兄弟の長男ですが、下に妹が２人、弟が３人おります。
私を含めたすべての兄弟が良き伴侶と、そして可愛い子供たちに恵まれています。
そして最もありがたいことに、我々６人兄弟の両親ともに元気でいてくれてます。
今年のお正月は、両親の元に我々６人兄弟とその家族が全て揃って迎えることが
できたことは、長男としてほんとうに感無量でした。
私には小学6年の娘が１人。あとの兄弟は１～２人ずつの子供がおり、今年は両親に
とっての孫が合計１＋２＋１＋２＋２＋２＝１０人に増加。
今までで最も賑やかなお正月となりました。
娘は孫の中でも上から２番目でかなりお姉さんの部類になってしまいましたが
まだまだ小さい甥っ子や姪っ子たちがはしゃぐ姿を見ながら、この年末年始は実家で
すごくほっこりしたものです。
さて、わたしにとって、４６歳になる今年2016年。
そんな幼い姪っ子たちを見ながら、ふと思ったこと。
そうだ！！今年はこの子たちに負けないような遊び心をもう一度取り戻そう！！
なので今年のテーマは「遊び心」に決定。
遊びをせんとや生まれけむ、
戯れせんとや生まれけん。
遊ぶ子供の声聞けば、
我が身さえこそ動（ゆる）がるれ
～後白河院撰 「梁塵秘抄」
遊んでいる元気で楽しげな子供達の声を聞くと、大人の自分も遊びたいなあと
わくわくした気持ちにさせられる という意味の通り、まさに私も全く同じ心境から
生まれた今年のテーマ。
もしかしたら「遊び心」と聞いて、浮ついたイメージを持たれる方も居られるかもしれません。
そんな方に向けての少しだけ持論を。
「遊び」というのは、決して皆が「遊び」と認めたことだけが遊びではありません。
一見つまらないように思えることにも遊べることがあるし、無駄や意味のないと
言われるようなことの中にもそれなりの価値があるはずです。
私の言う遊び心とは、そういう見方ができることなのです。
名う手の遊び人としても有名な勝海舟の言葉を借りるならば
「いかに役に立たぬと言っても、必ず何か一得はあるものである」
という心の持ち様です。
また、今回の遊び心の「遊び」には、ちょうど車のハンドルやブレーキなどに必ず
備わっている「遊び」というのも含んでみています。
2011年２月１４日に開業して今年の２月でちょうど５周年を迎えることになりますが
それを踏まえて。これまでの５年間「がむしゃら」という言葉が割とふさわしいくらいに
仕事には自分なりに頑張ってきたつもりです。
１００点満点とは言えないまでも、それなりに合格点を出せるだけの状況を
作ってこれたという自負もあります。
そこで次のステージを迎えるためには「がむしゃら」と対局にある「遊び心」こそ
必要だと思ったんですね。たぶん。
「遊び心」があると、ゆとり 、余裕が生まれます。
私自身、老若男女問わず、ゆとりがある人にとても魅かれます。
逆にゆとりがなさすぎる人とは関わりを持ちたくありません。
「目の前にあるものを、すぐに取りに行かない。それが品性なんだ。」
これは作家の伊集院静さんの言葉ですが、まさにその通りだと思いますし
小さい時から意識してるところでもあります。
しかし、目の前にあるものを取らないで良いと思える自分たらしめるには
ゆとりが必要だと思います。そしてゆとりを持つためには常に後顧の憂の無いように
常日頃から、やるべきことをしっかりやっておく必要があります。なので
今年は例年以上にその部分にもこだわっていきたいと思います。
写真は昨年のハロウィーンのときに、午前中限定で仕事中に来てたユニフォーム。
一見、お医者さんの白衣にネクタイ、そして聴診器がかかってるように見えますが
実は単なる一枚のTシャツです。
あまりにも良く出来すぎていて、患者さんもあまり突っ込んでくれませんでしたが、
まさに気持ちはこんな感じですね。
決してふざけてるわけではありません。仕事の質も量も今年以上のことをやることは
言うまでもありません。
まあ、そんな言い訳さえも無粋でしょうかね？
まだまだ遊び心に欠けてる証拠かな？
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