初めての勉強机
大人になっても使っていますか?

小学校にあがって
ランドセル🎒と一緒に机を買ってもらった。

28年たった今、
まだ同じ机で仕事をしています。

28年前に教科書を並べていた場所に
PCが置かれ、
文房具やおもちゃで埋め尽くされていた引き出しは
移動してクロスを敷き、小物を飾っています。

真っ黒な、
本当に飾り気のない机


7才の私が選んだのですが
実は気に入っていたわけではなかった。

本当は、キャラクターのイラストがあったり
本棚にライトがついていたり
リボンやレースの柄がペイントしてあって
いかにも「子供用」の机が欲しかった。

でも、そういうの高かったし
「この先、この机を捨てる日がくるのは嫌だ」
と思ったんですね。

「大人になってもこれなら使えそうだから」

7才の決断。

小学生の間は、そりゃ後悔した日がありました。
友達の家で可愛い机を見るたび
テレビでおしゃれな机が写るたび
「あの時なんで本当に欲しいものを言い出せなかったのか」
と思っていました。


今にして思えば、「本当に欲しいもの」は
「私と一生を共にしてくれる机」
だったのです。

7才の私だけを満足させる机じゃなくて
その時その時で、私の好きなものを置いて
変わっていく好みを受け止めてくれる机。


幼い私は、それを基準に選んだけど
その欲求が満たされたのは28年後の今。


先のことを考えた決断は、すぐには結果がでない。
満足が得られるのはずっと先のこと。

結果が出るまで、決断したときの思いを忘れずにいられるか
周りに流されず、「自分の求めるもの」を持っていられるか

7才の時から私は
使い捨てない人生
を生きたいと思っていたんだろうな。

西野五月。