インフルエンザワクチンについて (2018) | 福岡市城南区別府 『にしのクリニック』のブログ

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インフルエンザワクチンについて

 

現在のところインフルエンザを予防するにはインフルエンザワクチンを接種するのが一番有効な方法だと言われています。

 

しかし、現行のワクチン接種では個々の免疫力に個体差があること、その時々の体調の違い、ワクチンがインフルエンザウイルスのすべての型には対応できていないことや、血中にしかウイルスに対する抗体ができないことなどから、主に鼻粘膜・口腔粘膜・気道上皮から感染してくるインフルエンザウイルスの感染及び発症を完全に抑えることはできず、ワクチン接種者の3050%が感染すると言われています。

 

しかし、ワクチンを接種した場合、鼻粘膜・口腔粘膜・気道上皮から感染し最終的に血中に入ってきたウイルスを迎え撃つ抗体はできているのでもし感染しても症状が軽くなると言われています。

 

感染のリスクを少しでも下げる、感染後の重症化を防ぐなどの観点からやはりワクチン接種は重要であると考えます。

 

*まだ日本では認可されていませんが、鼻粘膜に薬剤を投与して感染を防ぐ新しいお薬もあります。

 

インフルエンザワクチンは接種2週間後から効力を発揮し、その後4か月前後有効とされています。

インフルエンザはだいたい12月から2月が一番流行します。

毎年10月1日から接種が始まりますが、受験などのイベントも考えワクチンが有効であって欲しい期間を考えて接種時期を決められると良いと思います。

 

通常、13歳未満のお子様はインフルエンザにかかった経験が大人よりも少なく免疫が不十分であるため2回接種します。

1回目と2回目の間は14週間開けて行いますが、34週間後に接種するのが免疫力増強に最も有効と言われています。

 

13歳以上の方は通常1回接種です。

 

よく聞かれるのが受験生は2回打った方が良いですかといった質問です。13歳以上で2回打った場合予防率が数%増えると言われていますが、その数%にこだわって接種するかどうかはご本人やご家族の考え方次第だと思います。

また、受験生がいるご家族は、自分がインフルエンザにかかって家に持ち帰らないようにすることが重要ですので、家族全員がワクチンを受けることが重要です。

 

また、これは受験生に限ったことではありませんが、ワクチンを打っても完全に感染を防げるわけではないことを肝に銘じ、規則正しい生活、十分な睡眠・栄養摂取、うがい、手洗い、マスク、流行期は人混みを避ける、風邪をひいている人には出来るだけ近寄らない、室内が乾燥しないように加湿器をつける(乾燥した状態をインフルエンザウイルスは好みます)、体を冷やさないようにする(体が冷えると血流が低下し免疫力が下がります)などの基本的な注意事項を守って生活しましょう。

 

インフルエンザワクチンの副反応は接種部位の発赤、腫れ、痛みなどが主ですが、中にはアナフィラキシーショック(ひどいアレルギー反応で呼吸困難などを起こし治療が遅れると最悪の場合死に至る)など重篤な副反応も極まれにみられます。アレルギー体質の方(特に卵アレルギーのある方やアナフィラキシーショックなどひどいアレルギー反応の経験のある方)は注意が必要ですので接種前に電話でお問い合わせください。

 

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