今日は7月1日(ひちがつついたち)。

早いもので、今年ももう半分が過ぎた。

 

先日、知り合いの経営者さんと話をしていた折、

 

「毎月1日、お参り行きはりますか?」

との質問を受けた。

 

「なにそれ?」

 

「おついたち(お朔日)参りですよ」

 

との言葉に、自分には?マークが浮かびっぱなし。

 

「月初め、無病息災、商売繁盛を祈念するためのお参りです」

「”月参り”言うて、朔日の朝早ようから神社にお参りされはる社長さん多いですよ…」

との事。

 

「へー…。」

 

と言いつつ、

スマホをピコピコ。

 

 

『おついたち(お朔日)参り』 旧暦では、月の運行を基準していたことから、1日は新月で、15日は満月と決まっていた。 これにより、1日(新月)は物事が新しく始まり、15日(満月)では反対に物事が満了すると捉えられていた。 このことにより、古くから我が国では、1ヶ月を一単位として、1日と15の日には氏神様の神社に参拝し、一月の間無事に過ごせたことへの感謝、そして新しい月への祈願(無病息災、家内安全、生業繁栄、商売繁盛)することを習わしとした。

 

とのこと。

 

 

「うん?1日と15日…」

 

そういえば、商売をしていた実家では1日、15日に赤飯をたき、神棚にさかきをお供えしていたことを思い出した。

学生時代、1日と15日のお弁当にはよくお赤飯が入っていたので、友だちからは目出度い事が多いなと よくからかわれた。

ひょっとしてと、『おついたち(お朔日)参り』を調べていくと、これも関連していることが判明する。

 

【ついたち参り、じゅうごんち参り】 1日、15日の「ついたち参り」、「じゅうごんち参り」では、神前に塩や酒などをささげ拝礼する習慣がある。商家では、おついたちには”まめ”に働けるように、豆ご飯(赤飯)を食べる習慣があった。この豆を食べる習慣が赤飯として今につながっている。

 

 

お恥ずかしい話ながら、生まれて半世紀が経ってようやく実家の赤飯の謎が判明しスッキリとした。

時間単位でリセット、滞ることなく、新たな気持ちで次に望むという事は神事に関係なく良いことだ。

 

 

さて、

私たちの分野に目を向けると、月単位でと言われて思い出すのが、

「歯ブラシの交換時期」。

 

ブラシの毛先材料として良く使用されているポリエステル樹脂を想定した場合、

適切なブラッシング圧、一日2回の使用を考えた場合、1ヶ月毎の交換がベターと考えられている。

目安としては、毛先の広がり程度(柄の後ろ側からみてブラシ毛が開いて見えていないかどうか)を確認することが挙げられる。

 

患者さんにご説明すると、

「使い始めると、いつ購入したかついつい忘れるんよね…」

なんて声を良く聞く。

 

月初め、必ず歯ブラシ交換とまではいかずとも、ブラシの毛先チェック等、リセット前の習慣づけだけは行うようにしたい。