どこまで続く?ユーロ高「金利と為替」 | 広島のプロ家庭教師~日々是好日~

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その日その日が最上であり、最高であり、かけがえのない一日であって、日々の、苦しみ、悲しみ、喜び、楽しみなど、今日を素直に受けとめ、自然の中で生きているということをかみしめながら書いていこうと思います。


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 相変わらずユーロが強いようです。昨日6月4日の東京外国為替市場で円は対ユーロで164円台の値をつけ、ユーロ導入来最安値をまたまた更新しました。一方、対USドルでは121122円台。遡って一年前の同時期、円は対ユーロ144円台、対USドル111円台であり、二年前は対ユーロ131円台、対USドル107円台でした。最近二年間の為替相場の流れは明らかに円安であり、特にユーロに対する円の下落率はUSドルに対するそれを大きく上回っています。

私はFPですが経済学者ではないので、為替予想に関して意見を求められても、あくまで一般論で予想は当たりませんよ、といつも言うことにしている。実際、為替相場を正確に予想することはほとんど不可能である。無責任な予想をしてお客様に迷惑をかけることはしてはならない。しかし後になって何故為替がそのように推移しているのか分析は出来る。実はこれが結構面白い。もちろん様々なファンダメンタルズ(経済要因)が絡んで単純ではないけれども、最も大きな為替変動の要因は各国の「政策金利」にあります。

お金は金利の低いところから高いところへと移動します。もっと正しく言えば、人は出来るだけこれから金利が上がりそうなところへお金を預けようとします。

日本の政策金利は「無担保コール翌日物レート」であり、代表的な短期金利です。これがその他の金利(例えば、代表的な長期金利である新発10年長期国債や住宅ローン金利など)に大きな影響を与えるのです。アメリカで言えば連邦準備制度理事会(FRB)での会合である連邦公開市場委員会(FOMC)がほぼ2ヶ月おきに発表する「フェデラル・ファンド(FF)レート」がこれにあたります。そこで米国、ユーロ圏、日本の政策金利の推移を見比べてみるとなんとなく為替を読み取るヒントが見えてきます。



アメリカが高金利政策に転換したのがちょうど三年前の6月、それまで1.00%だった政策金利の誘導目標を段階的に引き上げ始めました。それからというものFOMCが開かれる度に0.25%ずつ引き上げられ、昨年の6月以降は5.25%で止まっています。ユーロ圏はアメリカに一年半遅れて高金利政策を開始しました。それまで二年半もの間2.00%で据え置かれていた政策金利が徐々に上がり始め、現在は3.75%です。日本はどうでしょう?ご存知のように5年間にも及んだゼロ金利政策が解除されたのが昨年の7月。現在はほぼ0.50%まで回復しました。どうやら金利は米国→ユーロ圏→日本の順で後追いしながら上昇しているみたいですね。ドル高→ユーロ高→円高?の流れになるのでしょうか?現在はまだ昨年からの流れを引継ぎ世界的な金利上昇局面にありますが、そろそろ転換期に入るのかもしれませんね


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