一昨年お世話になった山小屋が従業員を避難させた、との情報を数日前に目にして心を痛めていたのだけれど、今日は全国区のニュースで再確認することになった
昨年は怪我で行けなかったのだけれど、毎年、上高地を起点に北アルプスに訪れて、その雄大な景色を眺め、山々に登り、山頂からの景色を楽しみ、山小屋で過ごす豊かな時間を、こよなく楽しみにしている
今は、そしておそらくは長期的に、その楽しみを享受できない
新型コロナの感染拡大防止のために移動ができないし、登山トレーニングを積めていないこともあって、北アルプスを登るに値するスキルも体力も今の私には無い
この状況は、残念とか悔しいとか、ありきたりな言葉では言い表せないほどに絶望的
だけど、そんな個人の感傷どころか、人類の叡知をかけて戦っている感染症蔓延さえも無関係に活動を続けている地球の存在に、畏敬の念を禁じえない