読んで埼玉!? | ♪ILL be right here♪~♡あなたに言の葉の処方箋♡

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~何気ない言葉の中には貴女に知ってもらいたいメッセージが沢山込められています。学校では教えられない和の伝言をここに綴ります♪~

完全に映画に便乗した標題であります・・・・笑い泣き笑い泣き

 

内容は全く脈絡がないのであしからず・・・・泣くうさぎ泣くうさぎ

 

埼玉県では毎年5月になりますと、さきたま古墳(行田市)公園にて「さきたま火祭り」が執り行われます。

 

これは古事記神話に因んだお祭りなのですが、内容は割愛させていただき、おそらく皆様すぐにピン!ときたのが「さきたま」という地名でしょうウインク

 

現在の「埼玉」の由来は、この「さきたま」にあるという説と、先が多摩なので「先多摩」から「さいたま」となったという説がありますが、どちらにしても神話に通じる由来なのであります。

 

この由来を今に残すのが、前玉神社(さきたまじんじゃ)であり、御祭神は「サキタマ大神」と言い、出雲大社の御祭神「大国主の命」の子孫神であります飛び出すハート

 

サキタマ大神様は良縁成就のご利益があるとされ、夫婦円満などを願って多くの参拝者が訪れる神社です飛び出すハート飛び出すハート

 

さて、この「サキタマ」を正式に綴ると「幸魂」となります。

 

古来より、多くの家庭では神様にお言葉を宣べる際に「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)守り給へ幸(さき)わえ給へ」と唱えます。これは現在でも同様ですウインクウインク

 

字面だけで想像すると「魂」とは「御霊(みたま)」の意味ですから、神様がもつハッピーなご利益と、神秘なご利益で家族をお守りください・・・って感じに捉えてしまうと思いがちです・・・・実際、多くの「それ系の方々」がそう解説しております・・・。

いやいやそれを全否定するつもりは毛頭ございません爆  笑爆  笑

もちろんそれでもOKだと思いますので、お気を悪くしないでくださいネウインク

 

私自身が我が国の伝統文化を研究し、実に多くの資料でたどり着いた一つの結果として(あくまで!!)、幸魂・奇魂をなぜご先祖様が唱えてきたかと考察しますと、それは超常的なパワーで守ってください・・・・ではなく、もっと素朴な地域社会での連帯性を誓った言葉だと感じておりますウインクウインク

 

つまり「幸(さき)」とは本来「裂(さき)」の意味であり、元々は一つの魂(リアルな表現をしたら世界で初めて登場したミトコンドリアとでも言うのでしょうか?)から、然現象で離していったそれぞれの魂・・(ゆえに「自分」と言いますよね!)であるわたしたち一人一人が「横の繋がり」を意識し、協力し合って生活していく互恵関係を単語化したものが「サキミタマ」。

次に「クシミタマ」は、先祖から櫛に刺さったお団子のように繋がる「魂の縦の繋がり」の意味であり、祖父母や両親はもとより、先祖神への感謝を忘れぬことで、犯罪の抑止力ともなる極めて現実的な単語だと考えられますウインクウインク

 

そうしますと、サキミタマ・クシミタマとは、なんのこはない・・・わたしたち自身が平素から持つべき当たり前の心構えであることに気づくはずです飛び出すハート飛び出すハート

でも、人間はどうしても、それを忘れがちになる存在であることもまた事実であり、だからこそ、あえて神棚に口にすることで、少しでも意識するようにと先人は考えたのでしょう!

 

埼玉県のシンボルマーク(県章)はやはり燃えるような魂です!これが優れたデザインだと感心させられるのは、個々の魂が勾玉状(=胎児)に描かれており、この何れかに自身をあてはめると、その前後が両親や我が子という魂の連鎖と表し、それがくるくると終わりなき命の輪となるという我が国のアイデンティティーそのものとなっている点です。

 

画像はお借りしました。

 

埼玉って聞くと如何にも田舎くさい~と自らのふるさとを貶す方が散見されますが、先人の知恵が地名として現存する凄い地域なのですびっくりマークびっくりマークもっと誇りと自信をもってお国自慢をして欲しいなって思います愛愛

 

とかくこの数十年は、東京以外はすべてが田舎ものみたいな風潮が続き、一極集中に歯止めがかかりません・・・。

 

それでもつい最近まではまだ救いようがあったのです・・・。

 

昭和のドラマを観ますと、よく「東京では生活に失敗した・・・。田舎に帰って農業(または家業)を継ぐよ」という台詞がありましたよね!

しかし今となっては、継ぐべき農業も家業も、若者がこぞって出て行って故郷に帰るという選択を無くしてしまった結果、地方は疲弊し、若い芽そのものが産まれなくなりました・・・。他方、若い芽を集めて発展した東京も、当然地方の芽がなくなった訳ですから、今度はご老人だらけとなり、悲しいかな・・・一体誰が面倒を見るのかという深刻な難題を抱えております・・・。

 

政治と書いて本来は「まつりごと」を読みます。

 

政治家は政治屋ではありません・・・。

 

古の世から祭り事(=政治)を守ってきた神職の如く、地域皆様の安寧を祈り、それを具体的に政策として具現化しなければならない職制を担っております。

 

とは言っても、残念ながら我が国の教育下では、さいたま=地域社会の互恵関係といった意味すら教えない風潮が戦後ず~~っと続き、それを知らないまま政治家になる方がほとんどだと実際に接している中で強く感じております。

 

なんといっても先ずは身近な家族・地域社会の再生から!

 

さいたまの心が再び全国に波及するこを願って!「翔んで!幸魂!びっくりマークびっくりマーク