カミキリムシの災難
今年最後のマッカートニー・ローズです。
ちょっとブルーがかったピンクは
曇り空だと、不思議と一層鮮やかに見えます。
東山湖に帰ったこたろうです。
なかなかキャリーから出ようとしません。
その傍らでは、
雨で流れた落ち葉が側溝にたまり、
放水口の中は落ち葉でいっぱい。
釣り客の中には放水口にゴミを突っ込んでいく
マナーの悪い人もいます。
それでも文句も言わずに処理している二人に
頭が下がります。
アジサイの小道からしっぽを振って現れたのは
ルリ子です。
餌をもらえると思っています。
こたろうはまだキャリーの中です。
中からルリ子を見つめています。
「ルリ子。今日はもう何もないよ」
鎖の向こうに下がったけれど
あんずの姿が見えないので名前を呼ぶと
抜け道から顔を出しました。
ようやくキャリーから出てきたこたろうが
あんずにごあいさつ。
兄弟のように仲のいい二匹です。
こたろうがこちらを見ています。
何か見つけたようです。
手でカミキリムシをいじるこたろう。
しっぽとクロベエも興味を持ったようです。
あ~あ、しっぽにおさえられちゃった。
こうしてカミキリムシはしばらく猫たちに
遊ばれたのでした。
ごめんね、ルリ子。