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かつて、ナイスネイチャと馬がいた。1991年から1993年の有馬記念で、3年連続で3着になったという、ちょっと変わった馬で、引退するまでについにGⅠレースを勝つことがなかったが、テレビで芸能人が話題にするほど、当時は非常に人気があった。とにかく勝ちきれない馬で、全41走のうち、勝ち切ったのが7回、2着3着があわせて14回で、全競走成績の実に51%で馬券に絡み、うち67%が2、3着という、馬券的にはなんとも頼りになる(勝ちきれないので「頼りになる」というのはニュアンスが異なるが)馬だった。ファンも多く、勝ちきれないその姿に自分自身を重ね合わせて、応援馬券(単勝)を購入する人が多かったので、確率的には勝ちきれないことが多いにも関わらず、いつも比較的高い単勝人気を誇っていた。「競馬で儲ける」というよりも、「ロマン」の領域が大きい馬であった。競馬には、理屈や利益追求だけではない、ロマンの要素が内在していることは確かである。

一方で、競馬には経済活動という側面もあり、馬主や厩舎関係者、騎手、圧倒的な勢力を持つ大手クラブ、エージェント、生産牧場関係者に、外国の競馬関係者や血統のトレンド、そして胴元であるJRA等、競馬を主催する側では、レースが始まる何年も前から大金が動き、たくさんの関係者の思惑が交錯し、デビューまでたどり着けない馬もいる中で、投資に対して出来うる限り計画通りに収益を上げることを命題に掲げて、経済活動を繰り広げている。

競馬自体が内包しているロマン、競馬関係者の経済活動、そしてようやく第3の要素として、我々馬券購入者の行為、すなわち「各種馬券購入」が姿を現す。ほんの20年ほど前、前述のナイスネイチャが活躍していた頃の馬券の種類は、今ほど多くはなかった。せいぜい馬連、枠連、単複勝程度である。馬券購入層も、バブル景気で人数的には現在よりも相当存在していたとはいえ、やはり主流派はコアな競馬ファン層であった。

昔から競馬攻略本の類はたくさんあったが、近年のそれは、非常に理論的なアプローチが目立ってきている。あがり3ハロン重視であるとか、血統についても漠然とした説明ではない、説得力で定量的な提示をしてくる攻略本が増えている。そんな中で、「京大式 馬券選択のルールブック」、いわゆる「京大シリーズ」という攻略本である。3連系のフォーメーションや、馬単2着付け等、現在ならではの馬券術による馬券攻略法を展開している。競馬全体を見渡したとき、ロマンの要素と海馬開催側の経済活動が大前提として存在する中で、馬券購入者として「儲かる競馬」を目指すには、こういった馬券攻略本から受けるインスピレーションは非常に重要である。参考にしつつ、自分自身の長年培ってきた「勘所」を信じつつ勝負していけば、収支はおのずと黒字になっていくはずだ。まだ熟読に至っていないが、読み込んで体得したい。

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