NHKの一本の道はいい番組ですね。
あと、世界入りにくい居酒屋も好きです。
一番好きなのはワイルドライフなんですけど、大和尼寺日記も大好きです。
Nスペもやらせ疑惑はぬぐえないけど面白いですね。
一本の道の特に印象に残ってるものを回顧したいと思います。
◇ スペイン バスク地方
ゲルニカから大西洋へ、山岳地帯を、私はタクシー観光してしまいましたが、ゆっくり歩くのも憧れますね。
岩合さんの猫歩きでもここから山をひとつかふたつまたいだところで訪ねてましたょ。
もう二度と行くことはないと思われる遠い国の遠い山奥の小さな町ですから、テレビで鑑賞できるのは幸せなことです。
※ここで泳ぎました。
※河口付近にてタクシーの車窓から撮影(ミノルタα)
◇ オーストリア~ドイツ チロル地方
レヒ川沿いを歩いていましたが、私は同じ道を自転車で走りました、大学生でした。
3月でしたが、とにかく寒かったです。
フュッセンの街はノイシュバンシュタイン城の玄関口(列車の終着駅)で、カーリングの世界選手権を開催してましたね。
※NHK総合で再放送の放映予定でしたが、野党の党首選の放送時間延長でつぶされました。
もう民意は出たんだから、興味ないよ、NHKをぶっ壊わしてください。
◇ スコットランド スペイ川
スコッチウイスキーの蒸留所がたくさんります。
マッカランやグレンリベットが有名ですね。
私はハイランド好きなんですけど、もちろんスペイサイドも大好物です。
※海沿いハイランドのブローラ蒸留所、廃業となって久しいが記憶に残るウイスキーです。
ポルトガル アルガルベ地方
コルク樫の群生地で、ボルドーワインのコルク栓はほとんどこの地方のものだったと記憶しています。
女子サッカーのアルガルベカップはこの地方の中心都市で開催してるんですよね、たぶん。
ポルトガルといえば、アゾレス諸島へ行ってみたいです。
個人的には、ローマのアッピア街道のカタコンベとか、イスラエル・ヨルダンの死海地方や、アメリカ西海岸シアトル湾や、ウィーンのドナウ川から南駅(たぶん今は中央駅に統合されてなくなっているようです)、ギリシアの各地(アテネ、デルフィ、ロードス)なんかは歩きに歩いて疲れ果てた思い出があります。
今考えると、迷子になったり、ヒッチハイクしたり、無事に帰ってこれたことが不思議です。
帰ってきてから全身に吹き出物がでたり、生涯最長の下痢したり、体力の限界だったのでしょうけど、好奇心を存分に満たすかけがえのない出来事でした。
そういえば、フランスのポントワースからオーベールシュルオワーズのオワーズ川沿いも最終列車乗り遅れて全く知らない夜道をとぼぼ歩いていて、運よくヒッチハイクしました。
※美しい「サンレミ療養院の庭」
日本国内だと、特に田舎行くと車だから、歩きませんね、むしろ都内のほうが歩きます。
ざっと駅3つぐらいは徒歩圏内です。
先日バケットリストについて書いた時に、沖縄でザトウクジラの親子をウオッチングしてみたいと言いましたが、本当にやり残したことはそれだけな気がします。
できなかったことよりも、できたこと、経験したことに思いをはせて、満足できたのなら幸福だと思います。
旅のガイドブックについて、いわゆるガイドブックとして持っていくのは「地球の歩き方」なんですけど、飛行機が長いので本を2冊ぐらいは持っていきます。
そのチョイスとして、旅先とリンクしていることが多いです。
「ニーチェがきょうとにやってきて女子高生に」という哲学入門書があるのですが、これも以前紹介してますけど、京都のガイドブックにもなりますね。
和辻哲郎の古寺巡礼や風土もガイドブックでした。
プラトンやペロー童話やワーグナーの初演記録も旅へ誘うガイドブックとも言えるのではないでしょうか。
そして、なんといっても私にとってベストのガイドブックは、澁澤龍彦の「サド侯爵の生涯」(中央公論社)です。
知識のあるなしは心象風景並びに意識の視野に多少なりとも影響しますし、パリの街は18ー19世紀の面影が色濃く残っていますから、現在との対比も楽しめます。
私はミシュランの星はあまり気にしません。
いくつか星付きレストランも行きましたけど、私にとっては星のないレストランが思い出深いのです。
他人がどういおうが、私の好きなものは私の経験でしか判断できないと思います。
映画「マーリー」
(副題:世界一おばかなわんこが教えてくれたこと)
は感動的ですね。
泣いちゃいました。
犬を飼うことは素晴らしいことです。
まっすぐ一直線、股の匂いに大興奮、かわいいですよね。
全身いっぱいにあふれる愛情と温かい息遣いがたまらないんです。
生き物ですから、必ず避けられない別離、どっちが先かはわかりませんが、一緒にいたいと思います。
ハチ公(日本版もハリウッド版も)、南極物語、盲導犬クイール、全部泣いたな、大変なのは本質的に変わらないけど、生命の輝きに感動です。
盲導犬協会への寄付は生涯続けたいと決意しています。








