読書感想文 ~村上春樹さんの新作~ | nishicapiのブログ

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短編小説集「一人称単数」の電子書籍版をKindleで購入し、読み終えました。
にわかハルキストということです。

怪奇譚というか、どことなく怪しい物語が多かったように思いますが、興味深い妄想小説(たぶん私小説の範疇!?)だったなと思います。

「品川猿」が面白かったです。

親父ギャグとも受け取れる連想ゲームで、かわいい女性編集者をこんな風にスケベ眼鏡でみてるのかなと想像(というより普通に確信)しました。

ブルックナー7番が好きな猿って、私は4番と8番が好きですけど、なんのメタファーなんでしょうね。

自分なりの重ね合わせができるのが小説のいいところなのかもしれませんね。

「ウィズザビートルズ」は名作長編「ノルウェーの森」と相似形なのかなと感じました。
昔話で、どうでもいい話ですけど、norwegian wood は木製の北欧家具のことですが、「ノルウェイの森」と訳すと美しい物語に生まれ変わるのものなのですね。

村上春樹さんは私より一周りどころか一世代(約20年)上の青春時代を生きた方なんですね。

それと、「謝肉祭」を読んで(読みながらだったかな)、YouTubeで検索してルービンシュタインの演奏を聴いたのですが、春樹さん経由でここにきたというコメントがたくさんありました。

僕(一人称単数形!)もその一人です。

"one person pronoun, singular"でいいのでしょうかね、怪しいです。

 

 

スマホでBGMがわりに聞きながら、Kindle(のほうが字が大きいのです)で読み進みました。

二日につき一話ぐらいのペースでゆっくり味わい尽くしました。

私は普通のラガービール派なんですけど、なんとなく「黒ビールですいません」というメンタリティに癒されました。

ビールの税金が安くなったし、エビスとハイネケンを飲みながらほろ酔いで楽しい時間が流れました。

ごちそうさまでした。

それから、(KIRIN)スプリング・ヴァレー・ブリュワリーの「496」は感動的なぐらいうんまいクラフトビールですよ♪

 

 



私はある部分では人目を気にするタイプなので、外出するときはマスクします。
マスクは息苦しなど、いくつか弊害があるので、家にひきこもるようになりがちで、読書の時間は増えました。

マスクは耳の裏に負担がかかり、自律神経を圧迫します。
それゆえなのか、帯状疱疹(「水疱瘡」の原因ウイルスによる感染症で、一生涯つきあう病気、主に老化により重症化)が流行ってるそうです。
私も発症しました。
肋間神経痛、片頭痛、腕のしびれ、疱瘡の出血、気味の悪い病気です。
完治したのですが、抗ウイルス薬が効果あったようです。

 

痛み止めだけはもうしばらく続けますが、重症化しなくてよかったです。

深刻なケースでは、神経細胞が火傷して血管と結合してしまうと、最後の手段でカテーテル手術ぐらいしか処置できかねる場合もあるようなのです。

 

今年は風疹ワクチンも打った(ぜんぜん痛くないんです!)のですが、いろんなウイルス感染症と向き合わざるを得ない日々を過ごしてます。

インフルエンザは高熱で体中の関節が激痛なので恐怖です。

 

 

 

 

Zoomでのオンラインセミナーに初めて参加しました。

※(これまではSkypeかGoogleでリモート会議はしていました。)

会議主催者と直で質問もできるし、参加者全員でチャットもできるし、進行役からアンケートがきて即集計して反応を確認しつつセミナーが行われました。

双方向で会議が進行するので、すばらしいツールですね。

 

次回は、歴史の勉強会(長野県在住の講師による生涯学習プログラム)に参加する予定です。

癖になりました。

加盟してる団体も講習会やセミナーを定期的に開催しています。

東証のオンラインイベントなんかも申し込みました。

 

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AI-OCRやRPAも5年前と比べてはるかに使いやすくなっています。

近未来のスマートシティでは車がそのままスタジオになります。

そしてアップルウオッチがプロジェクター機能を持てば、いつでもどこでも会議場ですね。

 

DXの分野では、理数系が強いインド、ベトナム、インドネシアが伸びるのではないかと想定しています。

投資信託を活用して投資しています。

 

伸びるエリアと伸び悩むエリアがあると思うのですが、予言めいた無責任発言を言い捨てますけど、たぶん日本経済は雇用が不安定なことから消費税減税以外の方法では景気悪化するでしょう。

 

GoToトラベルは想像した通り高額プランばかりが恩恵となりました。

GoToイートはモラルハザードを招きました。

もちろん制度設計が甘かったのがいけないのですが、トリキの錬金術とかいってSNSで話題になって、一部かもしれないけど本当にやる人々がいるのです。

心理的には窃盗の気持ちよさを味わっているのではないかと想像してしまいます。

まるでリビア、イラク、アルゼンチン、ギリシアあたりで起こったことと似ていますね、同じ根っこのにおいがします。

 

アベノマスクは愚の骨頂でしたが、なにをどうやったらこのような無駄遣いが実施されてしまうのか、池袋暴走事故の裁判で無罪を主張するのが霞が関流ということで、この思考回路ならありえるかもしれないのか、と悲しい気持ちになりました。

いかなる理由があっても、エンジン賭けた瞬間に過失責任があり、無罪ということは理論上ありえない。

タクシー利用することができたのに運転することを選択したのだから、万が一ブレーキの故障であったとしても全責任は運転したものにある。

ぼけ老人に自動的に免許を更新できてしまう仕組みも前例踏襲の悪しき行政慣行です。

 

雇用調整助成金も今はもちろん必要だけど、本来は失業保険と再教育システムが充実していればそちらがベターです。

ゾンビだけが得をする、そんな社会が長期的に成長するとは考えられません。

まして、来年以降はたぶん増税に次ぐ増税が待っていることでしょう。

 

どうすればリスクをコントロールできるのか、自分の頭で真剣に考えて、アセットアローケーションもシフトしておかないといけないのかもしれません。