今年の税制改正について | ニセ(二世)税理士のブログ

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今年の12月に発表される税制大綱(法律の改正が来年になるので、23年度税制改正)について。


日々、新聞で税制調査会での内容が公表されてるようですが、わたしが把握している限りの内容を書きますと、


(1)所得税

 給与所得控除の制限撤廃(2000万円を超える部分の年収は、控除額をゼロ円にする)

 配偶者控除の所得制限(無制限→年収1000万円超は対象外に)

 最高税率40%を値上げ?


(2)相続税

 基礎控除額5,000万円の削減

 相続時精算課税制度の対象を、「親と子」だけではなく、「親と孫」でも可能にする

 生命保険金と死亡退職金の非課税枠の撤廃

 

(3)法人税

 税率下げ(経済界からの要請)

 

(4)消費税

 税率上げ?



(3)の法人税は、下げざるを得ないでしょうね。

(4)の消費税は、いずれ上げるんでしょうけど、増税したら経済情勢は悪化するので、今年はないでしょうね。

となれば、

(1)と(2)が、今年のテーマになるでしょう。

人によっては、(2)相続税は、税収の割合からすれば少ないのだから、増税する意味がないとも言われますが、

最近は特に、税収不足なので、取れるところから取ると思うんですよね。

お年寄りがお金を持っていることは、財務省も把握していると思うので、

使わせるか、使わないのなら税金で徴収するようにしたいでしょうね。


12月15日の税制大綱をオタノシミニ。


また新しい情報を目にしたら、わたしの意見を述べたいと思います。