私が蒸気機関車を知ったのは勿論幼少の頃でした。祖父に連れらて駅に行くとモクモクと黒煙を吐いて汽車が来ます。田舎へ着くまでにいくつかのトンネルがあり、そのトンネルに入る前に汽笛が鳴ると一斉に窓を閉めました。それでも何処からか煙が入ってきて息苦しいかったのを覚えています。今から思うと、機関士・助士さんは、よく前方も見えないのに、運転操作と釜炊き、急登に備えて蒸気の圧力上げなければなりません。おまけに長いトンネルでは排煙で窒息寸前になる状況でした。
ここで日本の鉄道史の基礎となる東海道本線の歴史を要約をました。
昭和3年東京~熱海間が開通する。京阪神地区にも急行電車が運転が開始される。戦後、昭和24年に鉄道省から国鉄に再編される。それと同時に特急「へいわ」が東京~大阪間に登場して所要時間は7時30分。のちにつばめと改称される。首都圏ではキハ80系が登場し「湘南電車」が走り出す。
昭和31年に東海道線「東京~神戸間」の全線が完成する。特急「つばめ」「はと」東京~大阪間に所要時間は7時30分で結ぶ
昭和33年には20系客車による運行開始と、東京~京都間の電化が完成した事に合わせて、151系(のち181系)寄る電車特急「こだま」が東京~大阪・神戸間に運転されて日帰りが出来る特急として登場しました。所要時間は6時50分・7時20分(神戸)で結びました。この時、初めて見た「こだま」にびっくりしました。昔の汽車は黒か茶色でしたから、斬新デザインとボディカラーに国鉄の技術陣の凄さを感じました。今から思うと東海道新幹線が開通したのは昭和39年ですからそれまでの運命でした。寄って多くの列車が各線区へ去って行きました。
神戸駅高架下東・51広場
大阪 茨木市・沢良宜公園
京都・浄住寺南へ
阪急嵐山線「松尾大社」下車 京都バス苔寺停下車
大阪・元交通科学博物館
京都鉄道博物館へ移設
大阪・元交通科学博物館
津山まなびの鉄道館へ移設
京都・鉄道博物館
どちらも交通科学博物館から京都鉄道博物館へ移設
茨木市・真龍寺
お寺さんに蒸気機関車が鎮座しています
神戸市・王子動物園
王子動物園にあるのにびっくりでした
大阪府堺市・浜寺公園
岡山・津山駅前広場
C-11 80
記号の説明
C=動輪が三つ 11=形式11番目 80号車
岡山・津山まなびの鉄道館
D51-2号機は元弁天町の交通科学館の閉館後津山へ
その他
JR山陰線トロッコ嵯峨野
福知山駅前広場
京都鉄道博物館