ポルノ映画の看板の下で | 永劫回帰

永劫回帰

価値なき存在

 

 

ポルノ映画の看板を見なくなってから、もう10年以上にはなるかな。

 

そもそもポルノ映画館自体がなくなっているように思う。

 

ある所にはあるのかもしれないが、もう縁のない世界だしなあ。

 

ポルノ映画と言えば日活ロマンポルノのリブート企画で新旧の作品をマイナーな映画館で、数年前に見た。

 

寺田農が演じる人生落伍者の話しなんだけど、若い頃に見てなんか記憶に残っていた。

 

若い頃の寺田農は遠藤憲一にそっくり。

 

「ラブホテル」って映画で相米慎二監督だった。脇役も今や有名どころがたくさん出ていたっけ。

 

主演は速水典子、原作は石井隆で「天使のはらわた」である。

 

ただのポルノ映画映画ではない作品だと思う。

 

誰も幸せになれない、そんな映画でも改めて見てとても良かった。

 

観客の半数が女性なのも、何となくわかる気がした。

 

続けて見た園子温のリブート作品はクソだった。

 

大好きな筒井真理子のヌードとアンダーヘアだけが良かった映画だったな。