和医大皮膚科M先生の逝去の報 | FF残日録のブログ

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広島県出身。各地で皮膚科の医療に関係してきました。2017年から,高槻の病院に勤めてます。過去の文書や今の心のうちを,終活兼ねて記して行こうと思ってます。2023/1/8に、dermadreamからFF残日録のブログに名称変更。

和医大皮膚科M先生の逝去の報

和歌山医大皮膚科の元教授のM先生が逝去されたそうです。私は先生の後任として和歌山医大に18年間奉職をいたしました。着任した時は、私を含めて医局員7人でしたから、診療・研究・教育と大変でした。しかし、臨床面に関しては、先生の薫陶をえたハイレベルの臨床力を持った子が6人いてくれたので本当に助かりました。研究もアイデアいっぱいの先生でしたので、それを引き継ぎ科研費を取得したり学位を出したりすることができました。そのような指導・教育をしてくださった先生に心から御礼を申し上げるとともに、ご冥福を祈りたいと思います。

事務的なミスで先生は日本皮膚科学会中部支部総会の会頭を務めるチャンスがなくなってしまわれました。大変、気になっておりましたので皮膚科学会名誉会員への推薦を行い、2013年6月14日 横浜パシフィコで開催された第112回日本皮膚科学会で名誉会員に推戴されました。喜んでいただきました。

写真は、授賞式後のものです(当時の島田理事長と三人で) 第112回日本皮膚科学会 名誉会員 20130614 横浜パシフィコ

https://stat.ameba.jp/user_images/20231023/10/nippikai2015kishu/66/de/j/o1885147515354603189.jpg@@1885@1475

 

 

また、第114日本皮膚科学会総会で会頭講演をしたときに、先生に座長をして頂きました。大変お忙しい中また遠くまで来ていただいて座長をしていただいたことを今更ながらのように思い出しています。

 

第114回日本皮膚科学会 座長 20150529 横浜パシフィコ